普段はとても優しいカレなのに、とあるキッカケからその目が獣のようにギラつく… (ページ 2)
そのまま他愛のない話を続けていると、不意にテツロウがノートパソコンを閉じたのが見えた。
仕事が終わったのかと認識していると、何も言わずにベッドを軋ませて乗り上げてきた。
背後からトウコに密着するように座ると、テツロウの手が服の中に入ってきた。
「え…?」
電話中だというのに、テツロウはトウコの体をまさぐり始めた。
慣れた手つきでブラジャーのホックは外され、ホールドされていた乳房が僅かに揺れる。
「ちょっ…!?」
そのまま躊躇(ちゅうちょ)なく、テツロウはトウコの乳房を揉み始めた。
「んっ…」
突然の刺激に、鼻にかかった声が漏れてしまい、慌てて口を押さえる。
幸いにも、電話の向こうの後輩君は気づいていないようで、楽しそうに話を続けてくれている。
ほっとしたのもつかの間、テツロウは容赦なく両方の乳首を指で押し潰してきた。
「んぅっ…!」
そのまま小刻みに乳首を弾き、焦れったい刺激を与え続けられる。
指で挟んできたかと思えば、指の腹でクリクリと転がされ、身をよじれはギュッと強く摘まれ、体がビクンと跳ねた。
『先輩?どうかしたんスか?』
「な、なんでも…っ…ないっ…ぁ」
異変に気づいた後輩君に慌てて取り繕うが、それを待ち望んでいたかのように、テツロウはさらに激しく愛撫を繰り返してくる。
乳首をこね回されながら、わざとリップ音を立てて首筋にうなじ、襟足に耳と唇を落とされる。
その甘くも熱い刺激に、トウコの息が上がってくる。
「っ…とりあえず、問題は解決したでしょ?続きは明日教えるから…はぁっ…」
スマホを当てた方とは逆の耳にグチュリと粘着質な音とざらりとした感触。
テツロウが耳に舌を入れてきたのがわかった。
ゾワゾワと押し寄せる快感に、下腹部が焦れったく疼く。
「あん……あ、あんまり遅くならないようにね…!それじゃっ!」
遂にハッキリと漏れた喘ぎ声に無理やり言葉を繋げ、一方的に電話を切った途端、テツロウが先程よりも激しく胸を揉んできた。
「あぁぁぁっ…!テツロウ…急に…っ…どうしたの?あんっ!」
スマホは早々に取り上げられ、ベッドの端へと放り投げられると、さらに体をまさぐられる。
いつもはもっと紳士的で、大人の余裕でトウコを翻弄するのに、今日のテツロウはまるで獣のようにトウコの体を貪っていく。
「やっ…あん…あぁっ」
再び乳首を摘まれ、休みなくコリコリされる。
「うぁ…っ…あぁんっ」
ビクビクと震え、逃しきれない快感に思わず体を反らすと、急に体を反転させられ、そのままベッドに押し倒された。
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