ほろ酔いの勢いで恋人の童貞を奪おうとするする処女の私 (ページ 3)
舌で付け根の輪郭をなぞるように撫で回したり。
唇でリップノイズを立てて啄んだり、挟んで甘く食んだり。
ジュッと音を唾液の音を立てながら強く吸い付いたり。
色事や性欲に無縁そうな海斗が女性の肌に触れて、無遠慮に貪るように女性の胸に触れて、その上、高校生みたいに興奮までしている。
「海斗っ…胸ばっかりじゃなく、早くっ、ここも触って」
今の刺激だけじゃ満足できなくて。
1つになる瞬間まで待ち切れなくて、左胸を弄ぶ手を局部へ誘導した。
突然の感触に驚いたのか、右の胸にむしゃぶりついていた海斗の頭が離れた。
顔を上げると、彼に見下ろされる体勢になった。
眼上に映る海斗の頬はやっぱりチークを塗ったように赤みを含んでいて、羞恥の表情を浮かべていた。
「ずいぶん、積極的だな」
「恥ずかしくて、ちょっと怖いけど…待ち切れない、貴方と1つになるまで」
この言葉がどうやら羞恥心を煽ったらしく、彼は視線を泳がせながら頬の赤みを強くした。
「…辛かったら言え」
語尾が発せられると、局部に痛みが走って思わず顔に力を入れた。
「瑠香…」
「止めないで続けて」
心配そうな申し訳なさそうな顔を見たくなくて、頼れる何かがほしくて、海斗の首元に両腕を絡めて大きな体を抱き寄せた。
すると私の願望を汲んで進めてくれたのか、中心部を走る痛みが鮮明になった。
少しずつだが慣れて痛みが引いてきたが、今度は異物感に襲われる。
「ふっ…はっ…」
お腹の奥を圧迫されているような息苦しさだった。それを少しでも和らげたくて乱れた呼吸を正そうとするが、上手く行かない。
「ひっ…いぁっ!」
呼吸を正そうと奮闘していると再び鋭い痛みが走り、短く引きつったうめきを上げてしまった。
しかし…
(もう少し堪えれば、海斗とつながれる)
そう思うと、下半身に走る痛みも苦痛ではなかった。
「ふぅっ…はぁっ…」
気付けば再度訪れた痛みにも慣れ始めた頃、中に侵入したまま止まっていた異物が動き出した。
奥と手前を往復したり、内部の壁を擦ったりされると肉が侵入物の動きに合わせて強く絡んだり、かと思えば緩んだりしているのが何となくわかった。
何となく感じられるその動きは、痛みとはまた違った感覚も生み出し始めていた。
「んっ…はぁっ…」
お腹がキュッと熱くうずくような、くすぐったいような感覚に、ベッドに投げ出していた両膝を立てて海斗の腰周りをそっと締め付けた。
「瑠香?」
海斗が視線を合わせながら、理由を聞くように語尾を上げて私の名前を口にした。
お互い少し体勢を変えた拍子に、彼の中心部がチラリと視界の端の方に入った。
初めて目にする男性の性器。
自己主張するように膨張した挿入部と先端部、ピクピクと不規則に脈打つ青筋、赤黒い皮膚。
そんな様子の肉棒はお世辞にも綺麗とは言えなくて、言葉では形容できない気持ちにさせられた。
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