浮気の仕返しに職場の後輩と浮気する人妻の私 (ページ 3)

局部は熱を含むだけでは足らず、キュンとうずいてはトロリと愛液を溢し始めているのを何となく自覚した。

「っ…!」

吹き出し口を吸われて舌で撫でられたのが気持ちよかったのか、咲夜の体が一瞬だけピクリと跳ねた。

「すごく、気持ちいいです…心美さん」

(そんなこと、久しぶりに言われた…)

熱く濡れた声でお礼を言われたのが嬉しくて、寄り道は止めて集中的な刺激を与えた。

反応が鮮明だった動きや場所への刺激に加え、口で扱いきれない部分の皮膚を手で擦り上げたり、大げさに唾液の音を立てたりして、咲夜の情欲を揺さぶった。

「っ…」

まだ限界まで達していなかったのか。完全に成長したと思った性器が、ムクリムクリとまた膨張を見せる。

「心美さんっ、もうっ…」

頭上から下りてくる切迫した声と共に、大きな掌でやんわりと頭を押し返される。

その仕草に反抗しながら、同じリズムで口や手を動かし続けた。

そして…

「うっ…!」

短くて小さいうめき声が聞こえた後、生温かくトロリとした液体がドバッと流れ込んできた。

「だから離そうとしたのに…」

頬を膨らます私を見下ろして、咲夜は困惑混じりの笑みを浮かべて言う。

「ここに、吐き出してください」

そう言って、彼は口元に何枚にも重ねられたティッシュを受け皿のように差し出した。

しかしその好意にも応えず、口の中の液体を何回かに分けて食道へ追いやった。

粘膜に張り付く残渣(ざんさ)物の苦みと青臭さが、後味になって口内に残る。

「ごちそうさま。濃くて美味しかったよ、咲夜の精液」

卑わいな言葉を織り交ぜて言えば、彼の頬が赤くなっていく。

公的の場では見せない感情的な表情が、キュウッと子宮を急激にうずかせた。

前戯はいらない、慣らしもいらない。

(早く咲夜がほしい、早く中に受け入れたい…!)

心中で呟きながら体を起こしパンティストッキング、スカート。そして、パンティを震える指先で脱ぎ捨て下半身を丸出しにし、すでに生気を取り戻している屹立と垂直の位置に跨った。

「心美さん、さすがに直接は…」

「じゃあ、早く着けて?」

「…けっこう、強引ですね」

そう溢す顔はやっぱり笑み交じりで、嫌そうじゃないのだけは理解できた。

中身を取り出して、肉棒を隙間なく覆うだけの単純な作業。

数十秒とかからないそんな作業が、今は数分にも数十分にも思えた。

(もう少し、もう少しで着け終わる…)

逸る気持ちを抱きながら、咲夜がコンドームを根元まで被せるのを見届ける。

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