浮気の仕返しに職場の後輩と浮気する人妻の私 (ページ 2)

ザラリとした舌触りに嫌悪や違和感とは違う、ゾクリとしたものが全身を走る。

表面の感触を味わいながらも絡めていると、咲夜も同じように私の舌を伸ばして深く絡めてきた。

「はぁっ…ぁっ」

混ざり合った体液が零れるくらいに濃厚さが増した口付けに、次は酸素の供給が追い付かなくなってきた。

(本当にどれくらいぶりだろうか…こんな、熱烈なキス)

風邪を引いた頭がぼんやりする中で呼吸もままならないが、今はそれすらも快感だった。

(もっと、もっと深くまで知りたい、奥深くでつながりたい…)

一度目を覚ました欲情は、自分ではもう収まりが付かなくなっていた。

また一歩、官能の深みへとハマっていくがそれは咲夜も同じだったようだ。

密着している体は、カッターシャツとインナー越しでも感じられるくらい熱を帯びていた。

何よりも私の局部に当たる熱くて硬い肉が、咲夜の本能を示していた。

舌と唇を離さないまま手を伸ばし、局部の熱塊に触れる。

すると体を僅かにピクッとさせ、舌と唇を解放した。

舌同士が離れるときに切れた銀糸が何とも淫らだ。

「ねえ、舐めてもいい…貴方の、コレ」

「では…お願いします」

誘いを受け取ってくれると、咲夜は体を起こして目の前で脚を広げた。

半身を起こして腰だけ高く上げた体勢になり、示された部分へ顔を寄せた。

隆起部を覆うファスナーをそっと下ろし、もう一枚の布から塊を取り出した。

そしてそのまま、取り出した肉をパクリと口に含む。

鼻から抜けていく男の香りが体を、特に中心部をじんわりと熱くさせた。

「はぁっ…積極的、ですね」

「そういうのは、嫌いっ…?」

「いえっ…嬉しいです、すごく」

その言葉に説得力を持たせるように、口内に収めた咲夜がムクッと大きくなるのがわかった。

包皮の裏側や、頭を出しかけている亀頭部。

程よく芯を持った肉茎。

届く部分にねっとりと舌を這わせ、咲夜の成長を助長した。

頭を上下に動かして唇や頬裏で陰茎を擦ったり、時折強く吸い付いたりするのも忘れない。

(まさか男の性器を舐めたいと思う日がくるなんて、思わなかった…)

あんな告白1つでこんなに心身が熱く乱れるなんて。

単純だとか、立場をわきまえろとか思われるに違いない。

それでも久しぶりに味わう、心身の激しい高揚感は抑えられなかった。

完全に飛び出した鈴口から零れる液体を、ペロリと舐め取ってからジュッとすする。

口の中いっぱいに広がる、青臭さすら愛おしかった。

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