彼の誕生日におねだりされた目隠しプレイで快感の闇に突き落とされて… (ページ1)

 ネチョネチョと、いやらしい水音が奈南の羞恥心をあおる。

 後ろから何度も何度も奥まで貫かれ、はじめは突っ張っていた腕も今ではすっかり力が抜け、裸の上半身をベッドに押し付けている。

 まるで彼の肉棒をねだるように尻を突き出す格好もまた、奈南には恥ずかしくてたまらない。

 しかし、態勢を変えようにも、腰は彼の大きな手にがっちり掴まれていて身動きがとれなかった。

 そして何より、彼の熱く硬いものを膣内に生々しく感じさせているのは、奈南の視界をおおう目隠しのせいだ。

 彼とは付き合い始めてからもう何度も体を重ねているが、こんなのは初めてだった。

「──あっ、んあぁっ!」

 一際大きく打ち付けられた肉棒が、届いてはいけないほどの奥を突き上げ、奈南はたまらず声をあげる。

 どうしてこうなったんだっけ、と与えられる快楽に半ば意識を支配されながら、奈南はぼんやりと記憶をたどった。

(そうだ、雅通くんの誕生日だったんだ。仕事の後、二人でちょっと奮発したレストランで食事して、それからプレゼントをわたして……)

 雅通が前にかっこいいと言っていた腕時計を贈ったのだ。受け取った時の喜んだ顔は、奈南の一生の宝物だ。

(それからもう一つ、おねだりされたんだった)

 それが、今のこの状況だ。

 奈南をホテルに誘った雅通は、目隠しをしたいと言ってきた。彼がどうしてそうしたいと思ったのかはわからなかったが、誕生日だから今日くらいは、と奈南はその危険なお願いを聞き入れてしまった。

 そして思い知る。視界を隠されるということは、いつも以上に身体が感じやすくなるということに。もしかしたら雅通はそれをどこかで聞いて、試してみたいと思ったのかもしれない。

 真っ暗な視界の中、雅通の指が胸をまさぐり、手のひらで乳房を揉まれるたびに、手の動きに合わせてカタチを変える自身の胸の様をリアルに見た気がした。すると、まだ触れられてもいないのに、胸の先端が立っていくのもわかってしまった。

 自分を抱きしめる雅通のぬくもりも、息遣いも、すべてが官能を昂らせてくる。

 ふだんはほとんど意識したことのない彼の匂いが、奈南をしびれさせた。抑えようのない熱っぽい吐息が漏れ、秘部がうずいた。

 雅通も奈南の様子から手ごたえを感じたようだ。

 いつもより積極的になった手に乳首を痛いくらいに摘ままれ、奈南は甘いしびれに背を反らした。快感から逃れるように身を捩るも、身体は押さえつけられ、もう片方の先端を唇に強く吸われる。

「は……っ、あぁっ」

 ねっとりと舐められた後、ちゅっ、と音を立てて雅通の唇から解放される胸の先端。

 唾液に濡れた乳首は切なく焦れて、もっと触れてほしいとばかりに奈南は知らずに胸を突き出していた。

「ずい分イイみたいだね。その反応、すごくかわいいよ」

「……っ。ね、ねぇ、もういいでしょ」

「だーめ。もう少し、その姿を見せて」

 奈南の耳元でぞくぞくするような艶をのせた声で言った雅通の指が、すっかり濡れている秘部に挿しこまれた。

 あっさりと長い指を根元まで飲み込む。まざまざと雅通の指のカタチを感じる。自分の膣内のどこをどううごめいているのかも。

 いつもなら雅通の顔を見ながら奈南も彼の身体に触れる。それなのに、今日はそんな余裕がないくらい雅通の唇に、指に翻弄されていた。

 いつの間にか二本に増やされた指は、膣内とふくれた女芯を好き勝手に捏ね回し、あっという間に奈南は絶頂させられた。

 息を荒げぐったりする奈南は、目隠しを通して全身に雅通の熱っぽい視線を感じた。

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