消極的な彼氏。優しいけれど煮え切らない、そんな態度に不満を募らせて… (ページ 4)
しばらくキスの雨を降らせた彼は片手を離して性器を私のあそこにあてがった。
「ん、熱い……」
「いれるよ」
ぬぷりと腰を沈める桜井君。
「あ……」
すごく、今までにないほどに濡れている。
それに彼も気づいたようで、顔を真っ赤にしている。
「お、おっきくなったね?」
「っ……」
シャイな彼にそんな事を言うのは、火に油を注ぐようなものだということは分かっていた。
分かっていて言ったのだ。
桜井君は我慢できないと言う風に腰を動かし始めた。
ぐちゃぐちゃといやらしい音が鳴る。
「今のこの音、ちゃーんと録れてるよ」
どんどん彼のモノが私の中で硬く、大きくなっていく。
そうしてピストンの早さも増してゆく。
「桜井君のおちんちん、気持ちいい」
言いたいことを我慢しないで言うのは、大事なことだったのだ。
「そんなこと言われたら、あ、っ、だ、だめ、千歳さんッ」
そうして彼は可愛い声を上げながら、私の中に白濁液が注ぎ込んだ。
「桜井君、これからどうしたいか、言ってみて?」
「撮ったやつ、一緒に見たい。……千歳さんは?」
「私はまだ足りないかな、今度は桜井君から攻めてほしいかも」
不意に視線が交わり、照れくさくなってくる。
「じゃあ、もう一回」
桜井君がいつものように優しく微笑む。
私達だけの夜は、まだまだ続きそうだ。
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