想いの丈が溢れた先生の色んな一面を目の当たりにして…好きを教えて (ページ 2)

「…ん」

何?

何が起きてるの?

目の前に先生の真剣な目があって。

私はその目から逸らすことが出来ない。

やっと離れた唇からも、言葉は何も出てこない。

「…俺が、梓に好きを教えてやる」

いつも穏やかな先生の力強い言葉。

「俺は、梓を傷付けたりしない」

ぐっと引き寄せられて、先生の胸の中にすっぽり収まる。

その感覚がなんとも気持ち良くて、私は身体を預けた。

「教師と生徒だけど…今は、男と女で…いたい」

先生の言葉に、今度は私から唇を奪った。

「…ッ」

唇と唇が触れるキスから、舌がナカに入り、絡み合い、クチュっ…チュッ…と音が溢れ出る。

キスだけでトロンととろけてしまうくらい…。

「ん…っ」

先生の大きな手が私の胸を隠す。

力強く、時に優しく…。

シュルッとリボンを抜き取られて、ゆっくり制服のボタンが外されていった。

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