無理矢理強いお酒を勧められていた私を助けてくれたのは、バーのマスター。翌日、バーにお礼を言いに行った私は、マスターの前で素直な自分をさらけ出して・・。 (ページ 3)

高里さんは、一瞬ブラウスの上から胸にキスすると、1つ1つボタンを外した。

自分の肌が露わになる度に、身体が熱くなっていく。

「・・・私も、こういうことするの凄く久しぶり。」

「本当?」

「1年前までは恋人がいたんだけど・・・。彼、私の仕事が忙しすぎて・・・幻滅したみたい。」

「いつも仕事に追われているから、自分の身体に素直になれなくなってるんじゃない?」

高里さんは、カウンターから私が食べていたケーキを持ってくると、ソファの前のテーブルに置いた。

指先でケーキの生クリームをすくい取ったかと思うと、私の乳房に塗りつけた。

「あー、指が汚れちゃったな。晴夏ちゃん、舐めてくれない?」

私は、高里さんの右手を自分の口元に引き寄せると、その長い指先についた生クリームを舌で舐めた。ぴちゃぴちゃと音を立てながら、舐める私の顔を眺めながら、高里さんは、お皿の上のケーキを口に運んでいる。

「ね・・・イチゴ、好き?」

私が生クリームを全て舐め終わると、高里さんは、ケーキの上に載ったイチゴで、私の胸を愛撫し始めた。胸元からイチゴの甘酸っぱい香りがして、私の食欲と性欲を同時に刺激した。

高里さんは、乳首の先端を何度もイチゴでつついた。

 「あう・・・やっ・・・恥ずかしいよ。」

 「そう?」

イチゴをお皿に戻され、ほっとしたのもつかの間、私の脚は大きく押し広げられ、フォークの持ち手の先端が秘部に触れた。

「あっ!!んんっ・・・つ、冷たい。」

 高里さんは、持ち手を秘部に挿し込むと、フォークの先にイチゴを挿した。

「やっ・・・変態!!」

「恥ずかしい?じゃ、食べちゃおうか。」

フォークの先のイチゴを高里さんが口にした瞬間、私の秘部から愛液が溢れ出した。

「晴夏ちゃん、もうこんなに濡れてる。俺の愛撫、そんなに良かった?」

 高里さんはフォークを抜きとり、いたずらっ子のような顔でほほ笑むと、イチゴを口に含んだまま、私にキスした。

 口の中いっぱいにイチゴの果肉と高里さんの舌の感触が広がった。私たちが、唇を重ねる度に身体が触れ合い、生クリームのべたついた感触が肌に広がっていった。

 甘酸っぱいキスの後、私たちはお互いの身体についたクリームを舐めてあって、その甘みを存分に堪能した。

 高里さんは再び、私の股間に顔を埋めると、濡れた秘部に舌を突き立てた。

太ももの内側に高里さんの髪の毛が触れて、こそばゆい。

肉襞に高里さんの舌が触れるたびに、泣きながら愛液が溢れて、ピチャピチャと湿った音が店内に響き渡った。

「ふぅぅっ・・・あっ・・・はっ・・」

「晴夏ちゃん・・・もう準備OK?俺、中に入ってもいい?」

「・・・来て・・ください。」

私は、高里さんの身体を自分の方に引き寄せて、ギュッと抱きしめた。

高里さんは、何度も胸にキスしたかと思うと、私の左足を持ち上げ、腰を押し付けるように私の中に入ってきた。

「はぁぁ・・・あっ。高里さん・・・。」

「あっ・・・ふぅ。晴夏ちゃんの中、凄く温かいよ。」

ギシギシッ・・・。高里さんが腰を動かす度に、ソファはきしんだ音を立てた。

「はぁ・・あっ・・・うぁ」

「晴夏ちゃん・・・。俺、もうイキそう。」

私は、満たされた気分で高里さんの手に自分の指を絡ませた。

「私、ずっと自分を認めてくれる人とこうしたかったの。」

「晴夏ちゃん。」

「来て・・・。」

高里さんは、強く手を握り返すと、私の腰を引き寄せて更に深くペニスを挿入してきた。

「あっ・・・」

ソファの上で腰を動かしながら、外の雨音に耳を傾けていると、仕事の嫌なことも全て洗い流されていくような気がした。

「晴夏ちゃんの中、凄く温かくて湿ってるよ。」

「あっ・・・ふう・・・やっ・・イっちゃうよ。」

「晴夏ちゃん・・・んっ・・。あっ、俺もイクよ。」

私たちは手を握り合って、昇天した。

翌日、私はバーのソファの上で目覚めた。身体には、毛布が掛けられている。足元に猫がすり寄ってきた。

「お?目が覚めた?」

 カウンターの向こうに、高里さんが立っている。高里さんが猫の身体をさすりながら、煎れ立てのコーヒーを目の前に置いてくれた。

 

「雨、上がってるよ。今日は休みでしょ?ご飯でも食べに行こうよ。」

「うんっ。」

私は、飛び切りの笑顔で応え、急いで服に袖を通した。

-FIN-

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