変態で早漏、だけどやっぱり大好きな彼氏。今夜だって、ほら…

キャラクター設定

登場人物をお好きな名前に変更できます。

milkyに掲載の小説は当サイトが契約した作家によるオリジナル作品であり、著作権は当サイトにて保持しています。無断転載、二次利用は固く禁じます。不正な利用が確認された場合、法的措置を取らせていただきます。

変態で早漏、だけどやっぱり大好きな彼氏。今夜だって、ほら… (ページ 1)

「ね、ノーパンでコンビニでも行こうよ」

彼がそんな事を言い出したのは、何度かセックスをした後だった。

「羞恥プレイってやつ、俺してみたかったんだよね」

「翔君一人でやってきてよ、私もう眠い」

彼はちぇーと子どものように唇を尖らせる。あまりにもそれが可愛かったので、つい甘やかしてしまいそうだ。

「仕方ないなあ。お腹すいてきたし、何か買いに行こっか」

やっぱり、私は彼に甘すぎる気がする。

私と彼はのんびり着替えながら(下着はつけずに)、他愛もない会話を続ける。

「まだオムハヤシ弁当残ってっかなあ」

子どもの頃からオムライスが好きな翔君は、最近ヨークイレブンのオムハヤシ弁当にご執心なのだ。

美味しそうにスプーンで卵とオレンジ色のご飯を頬張る彼は本当に可愛いのだ。

「じゃ、行こうか」

いつものように私から鍵を受け取った彼が、ドアを閉める。

「あー、だめだ、俺これキツイ」

そう半笑いで彼が視線を自分の股間に移す。

そこは予想通り少し盛り上がっていた。

「ジーパンだとちんこ擦れて気持ちいい」

翔君って、変態かもしれない。

けれど、そんな変態が好きで、こんな言葉一つにもあそこを濡らしてしまう自分が居る。

「も、もう、さっさと行くよ」

恥ずかしい気持ちと愛おしい気持ちを誤魔化すために、私は彼の手を引いて歩き出した。

夜道には人っ子一人いなかった。

コメント (0)

コメントを書く