俺様な彼が骨折してしまい、大人しくしていて欲しいのに… (ページ 3)

口から陵のが離れた隙をついて、腕を引き上げられ、立たされてからトンと肩を押された。

反動でベッドに倒された私に陵が馬乗りになる。

「責任とれよ。」

苦々しく言った陵は私の下着を片手で引っ張りおろし脱がせた。

そして腕を引っ張り上げ、上半身を起こさせて、あぐらをかいている陵の上に跨がらせた。

蜜で溢れる入口に陵の熱くたぎったものがあてられ、ヒクヒクとひくつく。

「欲しくてたまんねーんだろ。ここ、すげえ熱い。」

あてたまま、貫いてくれないので、たらたらと蜜が流れ落ちた。

「自分で入れろ。俺は骨折中。」

ふんぞり返って言う可愛くない陵に、ずるいと思ったけれど、もう欲しくてたまらない。

ゆっくりと陵のを待ちわびる入口に充てて、腰を沈める。

待ち望んだ圧迫感がきて、声が漏れ出る。

根元まで陵のを飲み込むと、いつもよりも苦しいくらいの圧迫を感じる。

陵が自分の肩に手を回すように促すので、それに従ってぴったりと抱きついた。

その瞬間、息をつく間もなく下から突き上げるように一突きされ、首が仰け反る。

陵がTシャツの上からぴんと立った乳首に歯を立てたので、私の口から悲鳴が溢れた。

「これ脱いで。邪魔」

陵の首にまわしていた手を解き、Tシャツを脱ぐ。

脱いでる最中も反応を愉しむように中をかき混ぜるので、急いでTシャツを脱ぎ捨てて陵の広い背中に腕をまわして抱きついた。

「由夏が動けよ。俺怪我人だし。」

ギブスを見せながら、またも意地悪く笑う陵に色々と抗議はあったけど、ゆっくりと腰を前後に動かす。

前が擦れて、痺れるような堪らない快感が頭からつま先まで走り溜息がもれる。

陵は私の乳首を、口に含み、舌を絡ませるように舐め上げ時折強く吸った。

快感に没頭してると意地悪く下から突き上げてくるので、その度に悲鳴のような嬌声が溢れた。

ぎゅうぎゅうと中の収縮が増えてきた頃に、陵が私の蜜を親指に塗りたくって存在感を出してきた突起をぐりっと押しつぶした。

瞬間、びくっと体が跳ね上がり中をきゅうきゅうと不規則に締め付けた。

体をビクつかせ、息を詰めていた私に陵が下から更に突き上げる。

同時にぬるぬると蜜を塗りたくった突起を擦り上げるので、中の収縮が止まらない。

首を降って嫌だと懇願しても、私の突起を弄ぶ手は止めてくれなかった。

堪らず陵の唇に口付けて、舌を絡ませる。

陵は応えるように私の舌に吸い付いて噛み付くように強く吸った。

「降参？」

意地悪く口端をあげて言う陵に、うんうんと頭を振って抱きついた。

陵は、私の腰に手を回してから、ぐっと奥をつくと、ずんずんと腰を打ち付け加速する。

私もそれに応えるように動きを合わせて、快感を手繰り寄せた。

私の中が快感に波打つようになってから、陵は加速し奥をつくように打ち付けほぼ同時に2人とも果てた。

終わったあと、ベッドにぐったりと横たわってる私のおでこにデコピンをしてから

「完治したら泣くまでガン突きしまくってやる」

と、不機嫌そうに陵が呟いたので慌てて布団をかぶり寝たふりをした。

完治するのが、嬉しいような怖いような複雑な思いで、陵の匂いのするベッドで眠りについた。