数年ぶりの再会を果たした夜、彼に貫かれた快感は私を狂わせ甘美な肉欲に溺れさせていった (ページ 3)
余韻で頭の中がしびれたようになり、ボーッとしている聡子の両脚が大きく開かされた。
まだ震えている秘部に、反り返った肉棒が当てられる。
「あぁ……まだ、待って……」
ぼんやりとした発音で聡子はそう言ったが、智樹は待ってくれなかった。
グプ、グププ……と、膣内に押し入ってくる。
聡子の腰が跳ねる。
「は、あッ、あぁっ」
「……く、きついな」
「あっ、あぁんッ、くぅっ」
グッ、と奥まで押し込まれ、強い快感に聡子は思わず歯を食いしばった。
膣内の圧迫感に呼吸が乱れていく。
智樹と音信不通になって以来、誰にも許していない身体には大きすぎる官能の波だった。
智樹の腰が動き始めると、今度は膣内を出入りする肉棒に与えられる快感に悶えた。
ズプッズプッ、と奥まで打ち込まれるたびに全身に甘いしびれが走る。
言葉を発することもできないくらいに、聡子は快感に支配されていった。
「あ、は、はぅ、んッ、んぅ、あぁ……ッ」
身体も心も気持ちよさに揺さぶられ、身を捩って喘ぐ。
視界は涙でゆがんでいた。
そんな中、どれほど智樹に未練があったか伝えたいと思った。
「あ、あのメール、読んだ後も、私、諦めきれなかったっ。後できっと、話しに、来てくれるって、アァンッ」
「ごめん……っ。今日は、ぶたれる覚悟で、来たんだ。それなのに……くっ」
「あ、アァッ、そんな奥まで……ッ」
届いてはいけないところまで届いてしまいそうな勢いで、智樹は突き上げてくる。
聡子は息も絶え絶えに喘ぎ声を上げ続けたが、やめてほしいとは思わなかった。
それどころか、もっと激しく求めてほしいとさえ思っていた。
気づけばそれが口からこぼれ出ていた。
「智樹……もっと、して……アッ、あんっ、もっと、めちゃくちゃに……アアッ、あっ、あぁんッ」
聡子の腰が持ち上げられ、口にした通りにめちゃくちゃに突き上げられた。
智樹の腰が打ち付けられるたびに、二人の肌が音を鳴らす。
同時に、聡子の秘部から溢れる愛液が、淫らな水音を立てた。
かなり乱暴にされているにも関わらず、この大量の愛液が潤滑油となり、聡子は膣内で存分に智樹の肉棒を味わっていた。
まるでセックスを覚えたての頃のように、二人は加減を忘れてお互いを貪り合った。
智樹の激しい責めに、聡子の秘部は熱を持ちしびれさえ感じていた。
与えられ続けた快感はついに限界が迫り、その予兆に聡子は背筋を震わせる。
「あッ、あぅッ、も、もうダメぇ……や、あ、アアアアアッ」
甘く艶っぽい叫びを上げ、聡子は弓のように背を反らした。
膣内の奥深くで智樹の熱い迸りを受け止め、身体を震わせる。
「……あ、あぁ、はぁ……」
意識が飛んでしまいそうなほどの絶頂の余韻は長く続き、聡子は肉棒が抜かれた後も時々腰が跳ねてしまっていた。
ボーッとする頭に、次第に眠気がやって来る。
隣に横たわった智樹に抱き寄せられると、眠りに落ちるのはあっという間だった。
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間もなくして二人は結婚し、新しい生活を始めることになる――。
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