軽い気持ちでハマってしまった彼と私のヒミツの関係

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軽い気持ちでハマってしまった彼と私のヒミツの関係 (ページ 1)

結婚を控えたわたし。ほんの少しの火遊びのつもりが……

「一生のお願い!」

夕暮れの部室。窓から差し込む西陽に照らされて、壁へ長く伸びる、ふたりの影。

年下の子と関係を持ったことは、まだない。

興味本位がほとんどだった。

「仕方ないなあ。」

それが答えだった。

―――わたしの名前はトモカ。英語を教えている教師。

ここは美術室。美術部の顧問とは、名ばかりだ。

もっとも生徒の方だって帰宅部代わりに所属している子ばかりなのだから、この高校では、存在感の薄い部活だと言える。

わたしは退職を控えていた。結婚をするために。

25歳のわたしより3つ年上、上場企業に勤め、真面目で、普通で。

何事にもソツのない、ある意味で完璧な恋人。

順風満帆だ。何もかも。

だから、わたしに「憧れていた」と打ち明けてきたマサキと、少しの火遊びくらいしてもいいだろう。そんな悪戯心が沸いたのだ。

「ご、ごめん。慣れてなくて……」

わたしのシャツを脱がそうとして、ボタンに掛ける指先が、震えている。

いつもは恋人が手際良く脱がせてくれる。

だから、なんだか妙に擽ったい。恥ずかしい。

もどかしくなって、上から3番目のボタンに掛かった手を止める。

ベージュの、大人しいネイルを施した、我ながら上品な指先で。

間近で目を見開くマサキは、まるで犬みたいに見えて。

待て、なんて飼い主を真似て微笑む。

白いシャツのボタンを外し終わり、だらしなく、薄いピンク色のブラジャーが見え隠れる姿。

膝丈のタイトスカートに黒いストッキングを合わせた下半身が、乱れた上半身に対して、あまりにも真面目で、アンバランス。

「トモカ先生……大きい……」

恐る恐る伸びてきた手が、ブラジャーに触れた。

「ちゃんと触って?」

そう催促してしまうくらいにもどかしかった。

自慢のEカップは、彼の手には収まり切らない。

重量を確かめるように持ち上げる手つきは、次第に大胆な動きに変わり、揉まれるたびにブラジャーが歪み、乳房が揺れる。

まるで箍が外れたかのように強く掴まれ、上下に左右に揺らされ、そして、断りもなく、ブラジャーが引き上げられた。

「あっ……!」

マサキの目の前に、濃いピンク色の乳首が曝け出される。

経験の少ないマサキの愛撫は、とても独り善がりなのに、若い欲望と興奮の波が、わたしを乱した。

我慢していた声は、一度出てしまえば、もう抑えることができない。

「マサキくん……つ、摘んで……っ、あ、もっと……強くして、捻ってぇ……」

「先生の乳首、こんなに固くなっちゃってる……」

恋人相手にはとても言えない、わたしの欲望。

もっと乱暴に、強く触ってほしい。もっと攻め立ててほしい。

そんな恥ずかしいことばかり、次々に言葉にしてしまう。

これは、非日常だからに違いない。夢のようなものなのだ。

いつもと違う指が、わたしの要求した通りに、尖った乳首を摘み、捻りあげる。

「ひゃうぅん……っ……!」

「先生、トモカ先生、かわいい……。こんなにエッチなの隠してたなんて……ズルいよ。」

わたしの甘い声、マサキの押し殺したような声。

陽はほとんど落ちかけて、もう教室は薄暗い。

両手で乳房を掴み、寄せて、乳首の先に舌を伸ばすマサキを見下ろす。

なのに、なかなか舐めてくれない。焦らされている。年下なのに、生意気に。

わたしに余裕がなくなっていくほどに、マサキは逆に、落ち着きを取り戻しているようだった。

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