淫らな行為は即退店のネットカフェ。なのに、まさか初対面の男性とこんなことになるなんて……。声を殺して感じる羞恥セックス (ページ 2)
「あの、もしかして待ちきれなくて先にしちゃいました?」
「……はい?」
「マナミさんのチャットを見てすぐ書き込んだんですけど……遅かったかなぁ」
初対面のはずの男性は、何故か私の名前を知っていた。
それも不思議だけど、チャット?書き込み?と話が見えない。
私が困惑していると、その男性は個室の戸を閉めた。
「あの……」
男性は声をひそめて話し始める。
「僕、匠って名前で書き込みしてたヤツです」
どうやら彼は私と同じ名前の“マナミ”という女性とチャットで会う約束をしたらしい。
同じ名前の人がこのフロアにいることに驚いたけど、間違えてノックした個室に同名の私が居合わせてしまったことにも驚いた。
とにかく訂正しないと——
「あの、私」
「じゃあ、時間勿体ないんで始めましょっか」
そう言うと匠さんは私の肩を押して床に座らせ、生足状態になっているほうを持ち上げてペロペロと舐め始めた。
「ひゃあっ!」
「シー、静かに。大きい声出しちゃ退店ですよ」
匠さんは壁に貼られた注意書きを指差す。
そういうことじゃなくて、と私は訂正しようとしたが、足指の間にうごめく舌の感触がくすぐったくて声にならない。
「んんっ……」
「プロフィールに書いてた通りだ。やっぱ足感じるんですね」
「違う、そうじゃなくて」
「わかってますよ、ここもでしょう?」
匠さんはしたり顔で私のスカートの中に手を入れ、人差し指でアソコの先端を引っ掻くように擦った。
頭では断らなきゃと思っているのに、身体が彼の指先に反応してしまう。
「あん……」
「先にオナニーしちゃったから、もうグチョグチョですね」
そうして匠さんは私のショーツの隙間に指を入れた。直に触られたクリトリスはすでにトロトロになっている。
勘違いから始まったこととはいえ、私はすっかり匠さんのテクニックに翻弄されていた。
「ねぇ、マナミさん。指も挿れていい?」
「う、うん……」
押し寄せる快感に抵抗できず、つい私は別人のマナミを演じてしまう。
匠さんはそんなことを知る由もなく、愛撫の手を止めない。
「うっ、あん、んんっ……」
クリと膣内を同時に責められ、気持ち良すぎて声を殺すのが辛い。
匠さんは「もっとよく見せて」と私の両膝を掴んだ。
一人でオナニーした時よりも大きく広げた脚の間に、匠さんが顔を埋める。そして彼の舌は愛液にまみれたアソコを熱心に舐め上げた。
「ひゃっ……んん、うっ、はぁ、んっ……」
全身にぞわっと鳥肌が立つ。
しばらく忘れていたこの感覚に、私は身体をぶるぶると震わせた。
「むちゃくちゃ感じてるね……そろそろいきそう?」
匠さんの手は私の太ももを優しく撫でた。
声にならずコクコクと頷くと、匠さんの舌の動きがさらに激しくなった。
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