新入社員、入社一日目!新社会人として不安がいっぱいの私に、インストラクターがついたけど――?

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新入社員、入社一日目!新社会人として不安がいっぱいの私に、インストラクターがついたけど――? (ページ 1)

すっかり着慣れたリクルートスーツ。

就職活動のための黒髪も、すっかり見慣れてしまった。

今日は新入社員として、初めての出勤日。

インストラクターとして私に仕事を教えてくれるのは、森下という男性だった。

この会社に入って3年目。よくいる普通の、そこそこモテそうなサラリーマンっていう感じ。

私は指示の通り、研修が行われるという会議室へと向かった。

「えーと、会議室B……あれ、誰もいないなあ……間違えたかな」

「いや、ここでいいんだよ。めぐみちゃんは特別研修をしないとね。制服も支給するし」

独り言のつもりだったのに、いつの間にか背後にいた森下に聞かれていた。

恥ずかしくて顔が熱くなる。特別研修なんて言葉には穏やかじゃないものを感じるけど、気にしない素振りをした。

「じゃあこれ、着替えてみて」

「えっ……ここでですか?」

「そうだよ、早く。サイズが合わなかったら困るでしょ」

私がスーツのボタンに手をかけても、森下は後ろを向こうとすらしない。

仕方なく私が後ろを向き、スーツを脱ぐ。

背後から視線は感じるけれど、別に襲われるわけじゃないんだと言い聞かせながら。

のろのろとブラウスから腕を抜き、制服のシャツに袖を通す。

そして、ボタンをはめようとして、やけにサイズが小さいことに気が付いた。

(うそ……小さいかも……)

仮にも男性の前で、服が入らないなんて言いたくない。

むりやりボタンをしめたけど、今にもはちきれそうだった。

早く着替えを終えて、カーディガンか何かを羽織ってしまえばいい。

そう思って、制服のスカートをはく。

(……えっ、ぴちぴち……!)

ぴたぴたに身体へ張り付く、タイトスカート。

長さこそ膝丈くらいはあるけれど、薄いストレッチ生地が、ウエストからおしり、太腿の形までくっきりと張り付いてしまっている。

きついシャツといい、恥ずかしいくらいに体型を浮き上がらせている。

もうワンサイズ大きくしたい。そう言えたらどんなに良かっただろう。

だけど、私にも女としてのプライドがあった。サイズは上げたくないのだ。

「ちゃんと着られてるかチェックするからね。社則が厳しいから。……ちょっとおっぱいが大きすぎるな」

「……! す、すみません……」

森下はじろじろと無遠慮に私を眺めた。

どう考えてもセクハラでしかないのに、会議室の緊張感だとか、社則だとか、そんな言葉に惑わされて、自分が悪いような気になってしまっていた。

はちきれそうな胸元へ森下の両手が伸び、当たり前のような手つきが私の乳房を持ち上げ、たぷんたぷんと揺らす。

ブラジャーの中で乳首が擦れ、電流のような刺激が走った。

しつこく触ってくる手を振り払おうとして、慌てて体を捩る。だけど離してはもらえなかった。

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