ずっと好きだった隣のお兄さんと再会。雨に濡れた私は… (ページ 6)
「あぁ…由貴、気持ちいい」
真兄は恍惚とした表情で体を仰け反らせていた。
そんな彼が愛おしくて、何度もあたしはそれを口に含んだ。
しばらくすると「ありがとう」と言って真兄が湯船に浸かる。
あたしたちはお互い向かい合うような格好で、ただ見つめあっていた。
そして彼の膝に脚を開いて座らされて。
彼の大きくなったものがゆっくり、ゆっくりと入ってくる。
パシャパシャ…
彼が突き上げるたびに、小さく波が立つ。
「んっ…あっ…」
激しくなるリズムに、頭が真っ白になっていくのを感じた。
「はぁっ…はぁっ…」
滴る汗が浴槽に落ちていく。
あたしたちは夢中になって、お互いを求め合った。
ーー
「真兄…好き」
彼が休憩に入ると、思わず漏れた本音。
真兄は最初は目を見開いていたけど、その後柔らかく微笑んだ。
「…俺もだよ。由貴に会う為に戻ってきた」
「え?」
ぽかーんとしているあたしが可笑しかったらしく、笑いながら真兄が頭を掻く。
「ゴメン。順番間違えたな」
照れて謝る彼に、あたしは抱きついた。
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