じわじわと焦らされて最高の快感を与えるスローセックス

キャラクター設定

登場人物をお好きな名前に変更できます。

milkyに掲載の小説は当サイトが契約した作家によるオリジナル作品であり、著作権は当サイトにて保持しています。無断転載、二次利用は固く禁じます。不正な利用が確認された場合、法的措置を取らせていただきます。

じわじわと焦らされて最高の快感を与えるスローセックス (ページ 1)

――最近、マンネリ気味な気がする。

 悠人と付き合って三年。何度エッチしたかわからない。

 付き合ったばかりの頃は、手に触れるだけでドキドキしてエッチどころじゃなかった。やっと悠人と繋がることができた日はものすごーく幸せで気持ちよくて、今でも覚えている。

 少し慣れてきたらコスプレエッチしたりオモチャ使ったり、マニアックなプレイもしてみた。

 どんなキスをするか、どんな順番で触れられるか。もう全部知りすぎている。週に一度、習慣のような感じでエッチをこなしている状態になった。初めてした頃のように興奮して仕方ないとか、早く入れて欲しいとかも無くなってしまった。

 悠人も私も、シなくてもいいか……なんてお互いになんとなく思い始めてから半年経ってしまった。

 セックスレスなんて他人事だと思っていたけど、こんなに簡単になってしまうんだ。

 このまま自然に恋人関係が消滅してしまうんじゃないかな。

 と、不安に思っていたある日のこと。

 悠人からある提案をされた。

「スローセックスをしてみない?」

 私は二つ返事で頷いてみた。

 スローセックスとやらで関係が少しでも改善されるなら、やってみても良いと思った。

 一日目。

 裸で抱き合うだけ。

 スローセックスというのは五日間掛けて行うものらしい。それでも挿入は五日の内の最終日だけらしいから、今の私たちにはおあつらえ向きだ。

 裸で抱き合うだけでエッチをしないなんて新鮮で、少し緊張してしまった。

 悠人の方は少し反応してしまっていたけど、気づかないふりをして眠りについた。

 二日目。

 今日も裸で抱き合う。

 悠人は昨日よりも過敏な反応をしてみせた。熱い体温に抱き込まれ、なんだか緊張してしまう。少し高鳴る鼓動を感じながら眠りについた。

 三日目。

 なんだか私までシたくなってきてしまった。悠人にうつされたみたいに、体温が高まる。鼓動と息づかいが共鳴するように体を巡る。

 肌が普通の時よりも鋭敏になり、こすれる悠人の肌の動きをくまなく受け止めた。

 四日目。

 ただ抱き合っているだけなのに濡れてしまった。

 向かい合っていると変なことを口走ってしまいそうなので、後ろから抱きしめてもらった。

 お尻に硬いものが当たる。

 シたい……。

 ソレでナカを掻き回して欲しい……。

 五日目。

 とうとう最後までする日が来た。

 心臓がばくばくと高鳴り、身体中に熱がともるのがわかる。

 一日中このことしか考えられなかった。こんなにエッチに期待しているのなんていつぶりだろう。

コメント (0)

コメントを書く