簡単なゲームのはずが練乳のついたイチゴが胸の谷間を汚して…義弟の仕掛けた罠 (ページ 4)

「は、早く、お風呂にっ…あっ!」

「…手だけじゃ見つかりそうに無いから、我慢してね。」

グイッとTシャツを捲り上げられ、私の胸が露出する。

コンプレックスである大きすぎるソレが、弟である祐くんの目の前に曝け出された事に、涙が滲む。

「やぁ!」

隠したくても隠せない状況に、私は顔を背けた。

「やっと、見つけた。」

谷間からまだ潰れていないイチゴを見つけ、私の目の前へと差し出す。

「どうする?まだゲームは続いているけど…食べないなら負けになっちゃうよ?」

「!?だ、からもう私の負けでいいから…!はやくお風、呂…っ」

恥ずかしすぎて泣きそうになる。

フフッと微笑む祐くんを見つめながら、私は首を左右に振った。

「…なら、俺の勝ちだね。…暫く、このままだよ。」

「っ!?」

アーモンドアイの大きな目が私をじっと捉える。

そして、ゆっくりと摘んでいたイチゴを咀嚼する。

「ん、だいぶ練乳が取れちゃったみたいだね。甘みが少し、足りないかな。」

「へっ!?あっ!」

再び、大きく捲り上げられたTシャツ。

すぐ目の前に祐くんの頭がきて、両方の手で私の胸を掴みあげた。

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