簡単なゲームのはずが練乳のついたイチゴが胸の谷間を汚して…義弟の仕掛けた罠 (ページ 2)
「練乳はつける?つけない?」
「つ、つける!」
…要は食べちゃえば良いだけだもんね!?
慌てて答えると、小さなデザート用のスプーンに乗せられた一粒のイチゴに、白い練乳がゆっくりと垂らされた。
「…それじゃ、ゲームスタート。」
「…っ?!」
スッと目の前にスプーンを出され、チラリと祐くんを見てみる。
いつもの子供のような可愛らしさは消え、何処となく笑顔が意地悪に見えるのは気のせいだろうか。
恐る恐る口を開け、スプーンを咥えようと前屈みになった。
え…。
座っている事と腕を束縛されているせいで、ギリギリのところで届かない。
若干傾いているスプーンから、練乳が流れ落ちそうになり、その真下にお気に入りのクッションがある事に気がついた。
「だ、だめ!こぼしちゃっ!…はぁ…っ!」
あと少しの所で舌を伸ばし、それを受け止めた。
ジワリと広がる甘い味。
それを堪能したいとも思ったが、次から次へ練乳が垂れ落ちそうになる。
「はぁ…ん…」
ピチャピチャと音がしてる事なんて、全く気がつかなくて。
私は必死に舐め続けた。
「愛ちゃん。もう少しだよ、頑張って。」
少しだけスプーンをこちら側に寄せてくれた祐くん。
舌先にイチゴが触れる所まできた。
徐々に感じる口周りの疲れに、眉間にシワが寄ってしまう。
けど、あともう少し…っ!
そして、スプーンを舐め上げた次の瞬間。
「っ?!」
コロンとイチゴが下に落ちてしまい、あろう事か胸の谷間に挟まってしまった。
たっぷりとついていた白い練乳が、私の胸を汚している。
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