最低最悪の夜を救ってくれたのはよく顔を合わせるスーパーの店員さんで…待ち遠しい週末 (ページ 9)

「ぃや…激しぃ…」

「ごめんなさい…リコさん…俺、腰が止まんないっ…」

ずちゅずちゅと音を鳴らしながら、カイ君は私の内側を侵す。

「あん…また、いっちゃうよぉ…」

「イってください…俺も、たぶんガマンできない…」

掠れた声を聴くと、心も体もキュンとした。

「だめ、はぁ、あ、ぅ、ああ!!」

信じられないくらいの絶頂。

シーツを掴んで耐えても、体が大きく跳ねる。

「あ…出るっ…」

切ない声を出しながら、カイ君が勢いよく分身を引いた。

その摩擦さえ私に、鋭い快感を与える。

カイ君の放つ熱液をお腹や胸に感じながら、私はびくびくと震えた。

「来週の金曜日は、ちゃんと家に送ってね」

後始末を終えて、私を抱きしめるカイ君に囁く。

「今度はうちで飲もう。ちゃんと料理するし」

「本当ですか?じゃあ、材料はうちの店で買っていきましょう」

「荷物持ちは任せた」

「任せてください」

二人で過ごす金曜日は、きっとすごく幸せに違いない。

-FIN-

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