はじめてのオナニーのために触り方を覚え込ませようとする彼氏に逆らえなくて……

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はじめてのオナニーのために触り方を覚え込ませようとする彼氏に逆らえなくて…… (ページ 1)

「普通」って言われても困る。

ある程度の年齢だったら誰でもオナニーくらいやってる。

男だとか女だとか関係ない。

だから「やってるのが普通」って言われても……。

「だから、やったことないってば」

「嘘だろ、エロい情報なんてネットにいくらでもあるじゃん」

「ホントだもん、見たことない」

アキラはまだブツブツ言っているけれど、嘘じゃないんだから仕方がない。

「わかった。そこは信じる。でも」

「でも?」

え?でもってどういうこと?

「これから覚えて」

「はあ!?」

腕を強引に引っ張られ、アキラが私を背中側から包むような体勢で座った。

「ね、ちょっと、そんな強引なことして、ねえ」

「はいはーい、チナツちゃんはお喋り終わりー」

あごに手が添えられて、軽いキスがだんだん唇をこじ開ける。

舌が入ってきて、ゆっくり口の中がなぞられる。

これ、私の好きなキス。

だめ、逆らえなくなる。

やっと離してくれたと思った頃には、シャツのボタンは全部外されていた。

アキラの指先がゆっくり鎖骨から胸までをなぞっている。

「乳首いじったりするんだって」

「え?」

「だから、オナニーのとき」

「まだ言ってるの、もう」

「覚えてって言ったじゃん」

アキラは私の右手と自分の右手を重ねた。

「俺が動かしたやり方、覚えといて」

そういって、胸を私の手ごといじり始めた。

これやだ、すごく恥ずかしい。

膨らみの下をなぞったり、大きく指を開いて掴んで揉んだり。

こんなこと、自分の手でやったことない。

「チナツ、こっち向いて」

またキスを繰り返すと同時に、乳首に触れられ体がビクッとなった。

私の手も唇もアキラの自由にされているのに、気持ちいい。

口の中も胸もなぞられるほど力が入らなくなる。

ようやく唇が離れたときには、下着の中がびしょびしょになっているのが自分でもはっきりとわかった。

ムズムズする。

でも、アキラはまだ胸ばかり触って何もしてくれない。

当然、アキラの手と一緒に私の手も動かされている。

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