感じたことのない快感に戸惑いながらも大きな手が優しく撫でるから―バーで知らされる自分の魅力 (ページ 11)
だけど、どうしてだろう。
「ごめん、痛いよね…この先はまた今度に…っ!?」
気を使ってくれる誠さんに、フルフルと大きく首を振った。
「わ、私…誠さんと、一つになりたいです。」
「…愛ちゃん…ありがとう。」
再びゆっくりと進む腰に合わせ、誠さんの片方の手の指先が敏感な突起を刺激する。
もう片方の手が私の頭を優しく撫でてくれて…。
体の緊張が少し解けたような気がした。
「あっ!?」
最奥まで届いた後、ゆっくりと出し入れされる感覚の中に小さな快感を感じた私は、誠さんの手をギュッと握り締めた。
「そ、そこ…っ!」
「ココ?」
コツコツとあたる度に、体がピクッと震える。
「あ!んっ!はっ…。」
「っ気持ちいい…?」
その問いかけにコクンとうなずくと、嬉しそうに誠さんが微笑んだ。
「俺も、凄く気持ちいい…っ」
胸の突起を優しく吸い上げられ、お腹の奥がキュと疼く。
「っ!」
その瞬間、目の前の誠さんの体がピクッと跳ねた。
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