彼と立ち寄ったひと気の少ないサービスエリア。仮眠するつもりがイチャつくうちに彼のスイッチが入ってしまい、止まらない二人は車の中で……。

キャラクター設定

登場人物をお好きな名前に変更できます。

milkyに掲載の小説は当サイトが契約した作家によるオリジナル作品であり、著作権は当サイトにて保持しています。無断転載、二次利用は固く禁じます。不正な利用が確認された場合、法的措置を取らせていただきます。

彼と立ち寄ったひと気の少ないサービスエリア。仮眠するつもりがイチャつくうちに彼のスイッチが入ってしまい、止まらない二人は車の中で……。 (ページ 1)

深夜の高速道路を走るワンボックスカー。私は彼とスノボ旅行のために、県外の有名なスキー場へ向かっていた。こんな時間に移動しているのは、彼がどうしても「朝イチから滑りたい!」と言ったからだ。

ふとカーナビに表示されている時刻を見ると、夜中2時を回っていることに気が付いた。

「ねぇ雄太、そろそろ仮眠取ったほうがいいんじゃない?」

「そうだな。ちょうど1km先にサービスエリアあるし、そこで休むわ」

そう言って雄太はハンドルを切り、左車線に車を移動した。徐々に減速し、施設を示す看板のほうへと向かっていく。

たどり着いたサービスエリアは、数台の自販機とトイレしかない小さなサービスエリアだった。ひと気が少なく、停まっている車のほとんどは長距離トラックばかり。お土産コーナーや飲食スペースを期待していた私は、少しだけガッカリした。

「ここ、自販機しかないんだね。人も少ないし」

「仮眠するんだし静かでいいんじゃねぇの」

「そうだけど……ちょっと何か食べたかったなぁ」

「んー? ダイエットするとか言ってなかったっけ」

そう言って雄太は私のお腹の肉をつまんだ。

「ちょっとぉ」

「知ってたか? お腹周りのぜい肉ってラブハンドルって言うらしいぜ」

「うるさいなぁ。雄太だって人のこと言えないじゃん」

私はお返しとばかりに雄太のお腹の肉をつまんだ。雄太は「やめろよ」なんて言いながら、今度は私の脇腹をくすぐってくる。

「もー、それは反則」

「じゃあ、これは?」

雄太はニヤリと笑って私の胸を触った。私は慌ててフロントガラスに目を向ける。誰かに見られたら、と思うとドキドキする。

「や、やめてよ……人が通るかも」

「大丈夫だって」

「でも」

と私が言いかけると、雄太はさっと助手席のシートを倒した。ガクンと身体が後ろに下がり、私は「きゃっ」と声を上げた。

「これならいいだろ」

「もう……」

呆れる私を気にも留めず、雄太は私の身体に覆いかぶさってキスをした。

「は、んんっ……」

強引に唇を割り、舌を絡ませてくる。二人の息遣いが車内に響き、それがとてもエッチで……いつものキスよりも感じてしまう。

「なぁ、香織」

「ん……?」

「したい」

「だめだよ、こんなところで……それに、仮眠しなくちゃ」

「こんなんじゃ寝れねぇよ」

雄太は私の太ももに自身のモノをグイと押し付けてきた。ジーンズの下、苦しそうなほどパンパンに大きくなっている。

「後ろのシートを倒せば大丈夫だから……な?」

「……うん」

私はコクンと頷いた。雄太に押し切られたような感じだったけど、実は私もアソコがムズムズしていた。確かめなくてもショーツが濡れているのが分かるほどだったから。

雄太は慣れた手つきで後部座席をフルフラットシートに変更していく。私は助手席のシートを元の位置に戻し、雄太に続いて後部座席へ移動した。

コメント (0)

コメントを書く