「他の男に、傷なんてつけられやがって」女扱いしてくれない先輩に怒られ嫉妬をぶつけられる (ページ 5)

やっと唇が離れ、酸欠で息を荒くした私が佐山さんを見返すと、相変わらず鋭いままの視線に射抜かれた。

もうそれだけで堪らなくなって、それでも口を開こうとした瞬間、新たな刺激に身体が跳ねる。

「ひっ！や、ちょっと！」

いつの間にかへそが見える辺りまで外されていたブラウスのボタン。

佐山さんのごつごつした男らしい手が、ブラをずらし柔らかい胸に触れていた。

「意外とある方なんだな」

「やだ、何、言って……！」

むにむにと乱暴に揉みしだかれ思わず息が上がる。

刺激に耐えるようにその腕を掴んだ瞬間、ピンとたってしまった乳首を指がかすめた。

「ひゃんっ！」

自分の声とは思えない嬌声に、遅いと知りながら手で口を塞ぐ。

涙で濡れた視界に映る佐山さんが、唇を歪めて笑った。

ぐりぐりと指の腹で潰されたり、爪で引っかかれたり、思い思いの方法で乳首ばかりを責められる。

立っていられず床にへたり込んでもその責めが止まることはなく、掌越しに漏れるくぐもった私の声が資料室に響いた。

遂に空いた手がスカートの中に侵入し、パンツをずり下げ秘部を弄る。

割れ目をなぞった佐山さんの長く節くれだった指が、いきなり私の中を貫いた。

「あああああっ！」