初めての彼の部屋で勉強机に座らされて…はじめて尽くしの幸せえっち (ページ 8)
ふと目が覚めた時、隣で優しく微笑む俊樹が私の髪を撫でていた。
「大丈夫?痛くない?」
少し心配そうな俊樹はいつもの俊樹だ。
「ん、平気…」
私もまだ少しまどろみの残る中、俊樹の腕枕に包まれて答えた。
「俺、今度からあの机で勉強する時、今日の事思い出して勉強手に付かないかも。俺の成績落ちたら、由香、責任取ってよ」
冗談めいて笑う俊樹に、
「しーらない」
と、更に冗談っぽく笑って言う。
「それに、由香の声、可愛かった。
今度からアコギじゃなくて由香を奏でたいな」
繊細な音を奏でていた俊樹の指が、私の女の激しい音を響かせた。
「もう…俊樹のエッチ」
そう答えつつも、陽が傾いてきたこの部屋で、それも悪くないと密かに思ったのは内緒である。
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