初めての彼の部屋で勉強机に座らされて…はじめて尽くしの幸せえっち (ページ 3)
「ちょっとだけ…」
「じゃあ、キスしてくれたら一緒に寝てあげる」
「何それ…」
そう言いながらも上目遣いの俊樹の優しい誘惑に勝てずに、私は彼の肩に手を置いて体が落ちないように唇を近付けた。
「ん…由香の髪が顔にかかって気持ちいい」
ついばむようなキスを終えた後、俊樹が微笑む。
「はい、約束、一緒に寝て…って、え!?」
俊樹が私のブラウスのボタンを外し始めているのだ。
「何!?」
「だって、寝るなら着替えないと」
「そんな…本格的に寝るんじゃないんだし…」
「ならパジャマもいらないね」
さっきの柔らかい微笑みとは違う、悪戯のような笑みでボタンを外してしまった。
「ブラジャーも可愛い。由香も期待して着けてきてくれたの?」
寝不足の私の目より、さっきの俊樹の耳より、赤くなる私の顔。
そりゃ、少しはこーゆー展開も頭の片隅にあったけれど…。
「そんな事な…あっぁん」
一瞬、この甘ったるい声が自分の物だと気付かなかった。
更にその一瞬前に、もっと甘ったるく、体に走った感覚に驚く暇もなかった。
俊樹の手がブラジャーの上で探し物をするかのように動き回る。
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