初めての彼の部屋で勉強机に座らされて…はじめて尽くしの幸せえっち (ページ 2)

「部屋、綺麗にしてるんだね」

そのまま目を逸らしながら話題を変えると、

「俺だって由香が初めて来るから昨夜から部屋片付けたりしてたんだよ」

と意外な言葉が聞こえてきたので振り返ってみる。

「…俊樹は耳が赤くなってるよ…」

今度は俊樹が目を逸らしていた。

「…可愛い」

思わず、くすりと笑みまで零れてしまった。

「…由香の私服の方が可愛いよ」

急に視線を合わせて真剣な顔で言う。

俊樹はアコギを勉強机の脇に置いて、クッションに座っていた私を手招きした。

おずおずと近付いて椅子に座っている俊樹の前に立つ。

すると、私をひょいと持ち上げて、勉強机の上に座らせた。

「ひゃっ」

「まだ眠い?」

いつもと逆。

俊樹を見下ろす私に尋ねる。

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