夫への意趣返しのつもりが力強く求められて寂しさを癒される (ページ 2)
「最近…知ったの、あちこちに、女の人がいるんだって…きゃっ!」
スカートが下ろされ、下着だけになったところに、いきなり舌が這った。
膝をついた真人くんは、私の脚の間に腕を入れて、閉じられないよう封じる。
「あっ、あっ…」
「こういうの、嫌ですか?」
「…経験がないの」
夫に愛されていないことを、情けない思いで告白すると、真人くんは微笑んだ。
「じゃあ、経験して」
下着をさっと取り払われ、私は未知の快感に、身体を震わせて悲鳴を上げた。
立っていられなくなった私を、彼がベッドへ運んだ。
シーツの感触すら、今の私には強すぎて、びくんと反応する。
さっき散々に蕩かされた中に、再び指が入ってきて、私は喉を反らせた。
「は…ぁっ、あっ、あ…」
横になったことで安心したのか、更に強い快感に襲われる。
そんな私の反応を確かめるように、真人くんが、腕の中の私をじっと見ている。
いたたまれず顔をそむけると、くすっと笑う気配がした。
「真人くんて、いくつ…?」
「気になりますか?」
気になる。
寝室に上がる前に、少しだけお茶を飲んで話をしたけれど、落ち着いていて、丁寧で。
はしゃいでないけど明るくて、一緒にいると…安心する。
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