歳上なのに敬語が抜けない彼氏と不安を解消して溶け合うSEX (ページ 5)

『アヤさん…可愛い。ほんと、可愛いです』

「ィ…ひゃ…イッちゃ、っぅうう…!」

これまでにないくらい身体に力が入った。

大きな波がきた後にボーッと余韻に浸る。

しばらくすると『大丈夫ですか』と優しい声が聞こえた。

別に初めてでもないのにあんな派手にイッて…顔合わさられない…。

『アヤさん、枕じゃなくて。俺のこと抱き締めてくれませんか』

「っ!」

照れくさそうに笑うと彼は枕を奪いポイッと投げた。

「…カズ、くん…」

『なんですか』

「どうしてずっと敬語なの…?」

『え?』

きょとんとした顔が見えた。

まるで何故そんなこと聞くのか?という風な顔。

『これはなんというか癖…ですかね』

「…ちょっと、寂しいな…」

『え…』

「名前も さん って付いてるし敬語だし…ほんとにカップルって思ってても良いのかなって寂しくなっちゃうよ…」

俯いて、顔が上げられない。

返事が怖くて目をつぶっているとふわりと彼の匂いがした。

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