初めて一緒に入ったお風呂からあがろうとしたら…熱さにとろけるラブH (ページ 3)
ちゅ、ちゅ。
はじめは軽く唇を合わせるだけ・・・
なのにいつの間にか祐介の舌は私の口の中を暴れはじめる。
いつも、そう。
体が熱を帯びてくる。
「・・・んん~、のぼせちゃう、よぅ」
「お風呂に?・・・オレに?」
「もー、バカなこと言ってないで~」
「はいはい。・・・綾香、あっち向いて」
祐介はくるりと私を反転させ、後ろからぎゅっと抱きしめた。
「・・・あったかいな」
「うん。いい温泉だね」
「うん。あと、綾香もあったかい」
「・・・。」
ちゃぷん。
しばらく、抱きしめられたまま、二人で黙って竹林を見ていた。
「そろそろあがろっか。メシの時間もあるし」
祐介はざばりとお湯から出て、バスタオルを手にした。
「おいで、綾香」
やっぱりまだ少し恥ずかしいけど、祐介に続く。
「ほら、タオル」
「ありがと・・・、えっ?」
受け取ろうとする私を、祐介はタオルでくるんだ。
「拭いてやるよ」
「あ、あり、がと・・・」
祐介は丁寧に私の体を拭いていく。
そして唇をつけていく。
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