夫と一緒に風呂に入っていると、徐々に夫の手つきがいやらしくなっていき……。
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夫と一緒に風呂に入っていると、徐々に夫の手つきがいやらしくなっていき……。 (ページ 1)
季節は梅雨。
閉め切った窓の外からは、ここ2~3日降り続いている雨の音が聞こえる。
ということはその分換気ができていないわけで、じめじめとした部屋に嫌気がさしていた。
休日の朝からリビングでごろごろと過ごしていた夏樹はふと思い立った。
「シャワー浴びよっかな」
さっそく着替えなどの準備をして脱衣所へ向かうと、夫の俊彦がニコニコとしながら着いてきた。
「俺も入るー」
「お湯張ってないよ?」
「シャワーだけでいいよ」
会話をしながら彼は手際よく服を脱いでさっさと浴室へ入っていった。
俊彦の早脱ぎに感心しながら、夏樹も同様にして後に続く。
浴室では俊彦がシャワーの温度の調整をしていて、夏樹はシャワー待ちのため風呂椅子に座った。
程なくして温度調節が終わった彼は夏樹の背後のスペースにしゃがみ、彼女の背中にお湯をかけ始めた。
夏樹は心地のよい温かさにホッと息をつく。
満遍なく夏樹の全身にお湯をかけ終わると、俊彦はシャワーをフックに戻した。
それからボディソープを手に数プッシュ落とした。
「体、洗ってあげるね」
「え?」
自分で洗うよと言いかけたが、それよりも早く俊彦の手が夏樹の体を滑り出した。
腕や肩をマッサージのように優しく揉みながら洗い上げていく彼の手が気持ちよくて、好意に甘える。
「ありがと。はぁ、気持ちいー」
「ほんと?」
「うん。すっごくいい」
心地よさそうな夏樹を見て、俊彦は嬉しそうに笑みを浮かべていた。
その笑みの裏に隠された企みを夏樹は数秒後に知ることとなる。
肩や腰を滑っていた彼の手が、ごく自然な流れで夏樹の乳房をすくい上げたのだった。
本当になめらかな仕草で夏樹は何が起こったのか理解するのに苦労した。
その間にも俊彦は彼女の両の胸を堪能している。
形が変わるほど強く掴んだり、反対に脆いものを扱うように優しく包みこんだり。
かと思えば急に先端をつまびいたものだから、夏樹は体を震わせた。
「んんっ。なにするの!」
夏樹が非難の声を上げるが、俊彦は止める様子がない。
それどころか爪弾きを皮切りにしたかのように、乳首を執拗にいじり始めた。
ボディソープのぬるつきで変則的に刺激が与えられる。
「ぁっ、やだ……ん」
夏樹は彼の腕を剥がそうとするが、洗剤で滑ってうまくできない。
「気持ちいいんでしょ?」
俊彦がいたずらっぽく聞いてきた。
「ちがっ、ぁぅ」
夏樹は声にならない声を上げた。
「気持ちよくないの?」
彼はわざとらしく眉尻を下げた。
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