ご褒美の一言でウサギ系のイケメン後輩が豹変!!Sキャラに…

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ご褒美の一言でウサギ系のイケメン後輩が豹変!!Sキャラに… (ページ 1)

「……ッ! ……麻耶先輩! 駄目ですってば……ッ」

「えー? なんで?」

 葉山の耳元で息を吹きかければ、彼はびくっと背筋を震わす。

 埃臭い学校の体育倉庫。

 昼休みはとっくに終わっている。

 私、麻耶は積み上げた体操マットに葉山を座らせ、その太腿の上に跨っている。

 お互い制服を着てはいるけれど、その姿は乱れていて……私は葉山の襟をさらにくつろげ、美しい形の鎖骨にキスをした。

「麻耶先輩! それ! くすぐったい……っ!」

「ふふっ。知ってる。葉山って耳も首も鎖骨も敏感だよね」

 密着していた身体を離すと、葉山は私と眼を合わせないようにそらし、スラックスを押し上げるそれを一生懸命隠そうと腰を引いていて……いじらしい姿にゾクゾクした。

「あはっ! 葉山はかわいいなぁ。女の子みたい」

 葉山の真っ赤な耳をはむっと噛む。

 そのまま耳たぶをちゅうっと吸うと、葉山は私の二の腕をがっと掴んだ。

「……麻耶先輩やめてくださいッ! これ以上はマジでまずいんですって……ッ!」

「ふぅん? じゃあ私のこと、つきとばして逃げれば?」

「う……ッ」

「今ここで逃げて『葉山君がこの前、私の体操着を盗んで匂いを嗅いでたの……』ってバラされちゃうより、あと十分我慢して、一ヶ月分のご褒美を貰った方がお得じゃないかなぁ?」

 葉山の頭を胸に引き寄せる。

 学生にしてはそれなりに実っている私の胸。

 ――ぱふっ

 葉山の顔を、その谷間で優しく包むと彼は硬直してしまった。

 一ヶ月前。

 私は私の体育着を葉山が盗んでいる瞬間をたまたま目撃してしまった。

 葉山はひたすら「もうしません!」と謝っていて……正直私は根に持つほど怒ってはいなかったのだけれど、あまりに必死な彼にちょっといじわるがしたくなったのだ。

 そして、葉山に突き付けた条件は『一ヶ月間私の奴隷になる』こと。

 もちろん、アブノーマルなことはしていない。

 今日みたいに密室で身体を密着させて、くすぐったりからかったりしているだけ。

 ……まぁ、葉山の反応があまりにかわいくて、ちょっとだけエスカレートしつつはある、けれど。

 私の胸に顔を埋める葉山は、おそるおそると言った感じで優しく胸を揉んでくる。

「んっ……もう、おっきい赤ちゃんみたい」

「麻耶先輩……さすがにそれは傷つくんですけど……」

 葉山は私をじとっと睨む。

 熱っぽい潤んだ瞳。一生懸命堪えていても、息を上がらせているのがわかる。

 背筋がぞくぞくした。

 ――余裕のないイケメンを見るのって、なんて楽しいんだろう。

「葉山、もうおっきいね?」

 私は服を押し上げる葉山のそれを優しく掴む。

「……ッ! 先輩、そこは!」

「なぁに?」

 先端をくすぐりながら、こすこすと優しく撫でる。

 両手で包むと、服の上からでもはっきりわかるほど脈打った。

「すごい熱いね……おっきくなっちゃって苦しそう」

「ダメです! マジでダメです!」

 葉山の静止を振り切り、チャックを外し、パンツの上から撫でる。

 身体についているものとは思えないくらい、熱く、硬直していた。

 私の手の中で、まるで生き物みたいにびくっびくっと痙攣する。

 ――さぁここからどうやっていじめよう?

 羞恥に顔を赤らめ、困ったように眉が下がる葉山。

 校内上位に確実にランクインする美形の後輩。

 私の加虐心がぞくぞくと加速……したところで。

 ――ピピピピピピ……

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