飴玉だった『ご褒美』はどんどんエスカレートして、今夜も甘く刺激的なものをもらう

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飴玉だった『ご褒美』はどんどんエスカレートして、今夜も甘く刺激的なものをもらう (ページ 1)

──次の小テストで80点以上取ったら、ご褒美をくれますか?

 ──バカ言え。褒美が欲しいなら90点以上だ。

 始まりは、こんな他愛のないやり取りだった。

 それから雪奈は一生懸命勉強し、小テストの結果が返されるたびに『ご褒美』をもらっていた。

 最初は飴玉から始まった『ご褒美』だったが、いつしか景の自宅でのんびりお茶をする仲になり……。

「ところでお前、苦手だとか言ってたあの必須科目はどうした。ちゃんとやってるのか?」

 うっとりした表情で勃ち上がった肉棒をしゃぶる雪奈に、景が問いかける。彼の手はやさしく雪奈の頭を撫でていた。

 口のまわりを唾液で濡らしながら目だけで見上げられた景は、思わずその頭を押さえつけて本能のままに動き出したくなるのを必死でこらえて返事を待った。

 ちゅぽっ、と音を立てて唇を放した雪奈は、景を不満げに見つめる。

「先生、興ざめです。今日は満点だったんだから、もっとちゃんとご褒美くださいよ」

「俺の科目で満点取っても、他が落ちてたらダメだろ。で、どうなんだ?」

 聞きながら、景は雪奈をころんと転がすと、ベッドの上で彼女の身体は軽く弾んだ。

 そして彼女の片足を掴んで開かせると、秘裂はぬらぬらといやらしく光っていた。

 情欲にたぎった目で景がじっとそこを見ていると、雪奈は「そんなに見ないでください」と顔を真っ赤にして手で隠してしまった。

 景はその手をどけると、二本の指を濡れそぼった割れ目に沿って焦らすようにぬるぬるとすべらせた。指先にたちまち愛液が絡みつく。少し押し進めれば、すぐに蜜壺へ侵入できるだろう。

 ゆるゆるとしたじれったい刺激に、雪奈の腰が切なげに揺れた。景に掴まれてないほうの脚が足りない分を補おうと動くが、かえって半端に快感を覚えるだけで雪奈はもどかしげに、景の指に腰を押し付けるようにした。

 景は少しだけ指を秘裂へ押し入れた。ほんの第一関節くらいだけ。

「で、どうなんだ? まさか、まだカブトムシとクワガタの区別がつかないとか言わないよな?」

「そ、そんなの試験に出ないですっ」

 そりゃそうか、と言うと景はさらにもう少し指を奥へ進める。そして、触れられることを待ちわびて大きくなっている女芯を、ぬるっとかすめる。

 雪奈はまるで身体に電撃でも走ったように、ビクッと背を反らした。

 素直な反応に景の口角があがる。彼が女芯を転がすように指先を動かすと、雪奈の腰は時折ビクビクと震えた。

 雪奈には、声を抑えようとする癖がある。今も、手首を噛むようにして必死にあえぎ声がもれるのをこらえていた。その代わり、我慢しきれない熱い吐息が苦しそうにこぼれている。

 以前、景はその手をどけて声をあげさせたことがあったが、後で泣かれてしまったので以降は雪奈が自然に手を離すのを待つことにしていた。

「雪奈、問題だ。一卵性双生児の性別はどうなっている?」

「……え? 一卵性の双子? えっと……」

 突然の出題に視線をさまよわせる雪奈。しばらく沈黙が続いた。

「おい、迷うなよ。お前、双子が欲しいとか言ってただろ」

「……えーと、男女とか、いろいろ?」

「生物系が全滅って、誇張じゃなかったんだな。いろいろって何だよ」

「す、すみません」

 景は思わずため息を吐いた。

「いいか、よく聞けよ。おおざっぱに説明すると……」

 と、講義の時のような落ち着いた口調で言いながら、景は雪奈の蜜壺に深く指を一本沈みこませた。とたん、雪奈は息を飲み、膣内がキュッと締まる。

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