はじめての性感開発。そんなに優しく揉まないで……。彼から受ける深い快感。 (ページ 2)

「くすぐったい?」

「ううん、大丈夫」

真人は手を胸の下に置いたままゆっくりと優しく揉んだ。胸が揉まれているなという感覚はあったけれどそれ以上の気持ち良さはわからない。

「よし、じゃあちょっと座ってみようか」

手を引かれて上半身を起こす。

「俺に背中を預けて座って。足は伸ばしてね」

言われたとおりにすると、壁の大きな鏡に映っている自分と目が合う。裸で鏡に映っているのはなんだか恥ずかしい。顔をそらそうとしたら真人が私の顎に手をかけて前を向かせた。

「しっかり前を見て」

私を抱き込むようにして真人の腕が前に回された。両胸を下からすくっては優しく揉む。外から内へ円を描くようにゆっくりと。

鏡の中の私の胸が形を変えている。真人が望むとおりの形に。なんだかいやらしい。

「真人……、これ恥ずかしい」

「我慢して。気持ち良くなるためだから」

しばらく動き続ける自分の胸を見つめていると、だんだん顔が熱くなっていく。恥ずかしさだけじゃなくて、なんだか少し胸が暖かくなって芯が出来ているような感じがする。

「見て、乳首が立ってきたよ」

言われて鏡を見ると本当に乳首がぷっくりと膨らんで赤らんでいた。

「やだ!見ないで!」

「だめ。ずっと見てるよ」

そう言って真人は私の肩にあごを乗せて右手を下へ滑らせた。大きな手のひらがお腹の中心を通っておへそまで。そこで一度お腹を押される。くすぐったくはない。

真人はそれを確認してからおへその下、下腹部に手のひらを当ててまた優しく押した。

「あ……?」

なんだかお腹の中が変だ。子宮がどくどく脈打っている。真人の手はゆっくりと優しく私の下腹部に円を描き始めた。

お腹の奥がキュンってする。力を入れていないのにアソコがぎゅっと締まっているような感じがする。なんだろう、こんなの知らない。

「真人、それやめて、恐い」

真人の腕に手をかけたけどびくともしない。恐い。なんで真人はなにも言ってくれないの?

「真人、やめてよ……」

鏡を見ると真人は鏡越しにじっと私の目を見つめてきた。見ててくれる。真人は私のことを見守ってる。安心して体の力を抜いて真人に寄りかかる。

真人の左手が胸を揉み上げてきゅっと握りこむように力をこめる。

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