後輩の相談に乗ったら備え付けの手錠に繋がれて支配されるカラダとほどける心

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後輩の相談に乗ったら備え付けの手錠に繋がれて支配されるカラダとほどける心 (ページ 1)

「ちょっと!これはずしてよ!」

今私はラブホテルの一室にいて壁に取り付けられている黒革の太い手錠に両手首を一緒にされた状態で繋がれている。

目の前にはいたずらっ子のような笑みを浮かべた私の後輩、卓人がいる。

何でこんなことになったのか…

卓人は会社の後輩で10歳も年下。

人懐っこい卓人の人柄もあってすぐに仲良くなり私にとっては年の離れた弟のような存在だった。

えみ姉なんて呼ぶのもこいつだけだ。

その卓人から数日前

「えみ姉にお願いがあんだけど・・・今度初めて彼女とラブホテルに行くんだけど入り方わからなかったらダサいから1回付き合ってくんねぇ?」

と相談を持ち掛けられ

“そんなこと気にしてるのか…可愛いなぁ こいつ”

と思った私は

「いいよ」

と返事をしてしまったのだ。

今日が約束の日。

卓人がネットで調べて行きたいと言ったホテルに一緒に行き入り口での操作を教えてとりあえず部屋まで行くことにした。

内装は南国のリゾートホテルみたい。

あちこちにお花が飾られていたり柱には装飾が施されていたりととてもおしゃれだ。

「このホテルすごい綺麗!卓人が選んだんでしょ?趣味いいね!」

私はその綺麗な内装に夢中でまさか壁の装飾に紛れて手錠が取り付けられてるなんて思いもしなかった。

「今度行くホテルもこういうところにしなよ!彼女絶対喜ぶよ・・・」

大はしゃぎで振り返った私の両手首を卓人はいとも簡単にその手錠に繋いでしまったのだ。

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