変に意識しちゃって眠れない…男友達と二人っきりで宅飲みした夜

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変に意識しちゃって眠れない…男友達と二人っきりで宅飲みした夜 (ページ 1)

「飲みに行っていいー?」

大学のサークルで仲良しメンバーのうちの1人であるりょうから突然連絡が来た。

りょうと私は一人暮らしで、大学のすぐ近くのアパートに住んでいる。

いつもは仲良しメンバーの7人くらいで飲むことが多いから、2人で飲むのは初めてだった。

たぶん他のメンバーは実家暮らしだから、私に声をかけてきたのだろう。

「急にごめんねー。友達にドタキャンされちゃったんだけど、飲みたい気分だったからさー。

これ、持って来たから!」

そう言ってワインを1本渡される。

「わー!ありがとう!!

私もちょうどひましてたから全然いいよ!

おつまみ適当に用意したから早速飲もう!!」

2人ともお酒が好きなので、ワインがどんどん進む。

「いつもはみんないるから、2人で飲むなんてなんか変な感じだねー」

「でも、さえといても俺全然なんとも思わないわー(笑)」

「えー!ひどい!!私だって一応女なのにー!…って、私もりょうのことなんとも思わないけどさ!」

「さえは丸顔だから、ただのたこ焼きにしか見えないなー」

「たこ焼きはひどい!!!」

そんな適当な会話をしながら、気づいたらワインを1本空けていた。

私は少しだけ意識しちゃってたけど、りょうは全くそんなつもりなかったみたい。

いつも通り、友達といる時と変わらないりょうだ。

「結構遅くなっちゃったなー」

「じゃあ泊まっていってもいいよー!」

りょうが全く私に気がないことがわかっていたから、女友達を誘うようなつもりで誘った。

「え、いいの?じゃあお言葉に甘えて泊まっちゃお!」

「でもベッド一個しかないから、泊まるならりょうは床で寝てね」

「えー、それは嫌だ!さえ小さいから、ベッドで2人で寝れるっしょ!」

男の人と2人でベッドで寝るのは抵抗があったけど、りょうは気にしてないみたいだから…

そう思って承諾した。

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