初めて入ったアダルトショップで、ローターを試してみることになって…。 (ページ1)

「…いらっしゃいませ…。」
緊張してはいったアダルトショップは、無機質な声がむかえてくれた。

私は軽く頭をさげる。
(ここがアダルトショップかあ。初めて入った…)

SEXに関する記事をネットで見ていて興味を持ったアダルトショップまでついにきてしまった。
私は28歳だけれどまだ未経験。
興味はあったけどチャンスがなくてこの年にまでなってしまった。
そこで、ちょっとでも知識をつけようと足を踏み入れたのだ。

(いろんな種類があるな…。大きさも色も…。)

私がローターをながめていると、後ろから店員さんに声をかけられた。

「何かお探しですか。」
その声は無機質で不愛想。長身だけどちょっと痩せすぎなくらい細いその体にあう、小さい声だ。

「えっ、あの…初心者でも使えるものを探してて…」

「……それではこれなんかどうですか?」

その店員さんが棚からとったのは、ピンクの小さいローターだった。

「えっと…。」
私は反応に困ってしまう。店員さんがだしてくれたものがいいかどうかなんて分からない。
そんな返答にこまっている私を察したのか、背をむけて「こちらへそうぞ」と奥の部屋に案内をしてくれた。
よくシステムがわかっていない私は、ゆっくりついていった。

部屋の中は、大きめのベットと小さなソファー。私はベットに座るように促された。

「うちのお店では商品をお試しいただけます。試してみますか?」

「えっ!あ、はい…。」
なんて返事すればいいか分からず、「はい」と返事してしまった。

「それでは、こちらのアンケートにお答えください。」
そう言って渡されたのは簡単なアンケート用紙だった。
名前と年齢、性に関する好みなどを書くようになっていた。

名前は”ニックネーム可”となっていたので、下の名前の”真弓”とだけ書いた。

(試すって、実際に触れるのかな…)

「書けました…。」
私はそろりとアンケート用紙を差し出した。

「…どうも。…真弓さんですね。……お待ちください」
店員さんは、アンケート用紙を受け取ると相変わらず小さな声で話し、その場をあとにした。
部屋にひとりのこった私は、どうすればいいかわからずベットに座ったままでいた。

しばらくすると、店員さんがかごにいくつか商品をいれてもどってきた。

「お待たせしました…。僕は、柳といいます。よろしくお願いします…。」

「えと…柳さん…よろしくお願いします…。」
柳と名乗った店員さんに、また緊張を隠せないまま挨拶をかえした。

「では、実際に使ってみますので仰向けになってください」

「え!はい…。」
驚きながらも私は言われるがまま、横になる。

どきどきしていると、ヴィーンと低い音が足元でしてきた。
そのまま、スカートがたくしあげられ、下着の上に何か触れられたことが分かった。

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