気が強い私の爆弾発言で合コン台無し!帰り道、恥をかかせた男の子が追いかけてきた。 (ページ1)

「じゃあ、なぞなぞね!」

久美が無理やり参加させられた初めての合コンはみんなのテンションが高くて、正直ついていけないものだった。溜息をついてお酒を喉に流し込む。会話にも参加せず久美はひたすらお酒を飲むばかりでかなり酔っぱらっていた。

「頭に『ち』が付いて最後に『こ』が付く、最初は硬くて口に入れると柔らかくなるものな~んだ?」

最初から一人でうるさいチャラ男、光基は小学生のようななぞなぞを出した。久美と同じ大学二年生だと言うが頭の中身はきっと小学生から育っていないに違いないと久美は決めつけた。

光基は女子を次々と指名して答えさせようとするが、女子たちはみんな恥ずかしがって「わからない」とごまかす。

「じゃあ、久美ちゃん!答えをどうぞ!」

久美は酔っぱらって据わった目で光基をにらむ。

「ちんぽこ」

みんなからワッと笑いが起こる。

「ざーんねん!正解はチョコでした!それはいいけど『ぽ』ってなに」

「残念な男性器のことよ」

また笑いが起こる。その真ん中に久美は冷たい声でいらない一言を追加した。

「あんたの下着の中のやつよ」

久美にとっては爆笑必至の冗談のつもりだったのだが場はシンと静まり返った。光基の笑顔も凍り付いている。やらかした。こうなったらとことんまでバカにして笑いに変えるしかない。

「なぞなぞ、もう終わり?」

久美が聞くと気をきかせた女子が「そろそろお店変えようか」と言い出したが、久美はもう一度くりかえした。

「なぞなぞは一問だけ?」

「いや、まだあるよ」

光基は先ほどまでとはうって変わって真面目な顔で次の問題を出す。

「男が好きな女の子といるとすぐにたっちゃうものってなに?」

「ちんぽこ」

「最初は短くて柔らかいのに、ずんずん長く硬くなるものって何?」

「ちんぽこ」

「女が濡れてきたので男がさしてあげたい長いものって何?」

「自分だけ長いと思い込んでるかわいそうなやつのちんぽこ」

場の空気を良くすることをあきらめた久美は、酔いが回った足でふらりと立ち上がると「お先」と言い置いて店を出た。ふらりふらりと危なっかしげに歩いていると後ろから光基が追い付いてきた。

「ちょっと待って」

「何?文句言いに来たの?」

「なんで?危ないから送っていくよ。足元ふらふらじゃん」

久美は驚いて目を丸くする。あれだけバカにしたのにぜんぜん怒っていないのか?本当にバカなのか?

「下心があるわけね」

「もちろんだよ。どう、これから俺の部屋でちんぽこを見てみない?」

相当にダメなちんぽこが見られるだろうと酔った頭で考えて久美は笑いながら頷いた。

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