優しすぎる彼氏―だと思っていた私は彼の猛り狂う本性に身も心も奪われて…

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優しすぎる彼氏―だと思っていた私は彼の猛り狂う本性に身も心も奪われて… (ページ 1)

私の彼氏はとても優しい。

優しくて、いつも私を1番に想ってくれて本当に大切にされている。

エッチの時だって優しいキス、優しい愛撫、ひとつひとつ、全部私の表情を伺って…

そんな優しいだけのセックスに私の体は次第に慣れてしまい、正直、少し物足りなさを感じていた。

だからって、その不満を彼氏の友達に相談したのがいけなかったのかもしれない。

「莉子ちゃんは僕と別れたいの?」

『なんで急にそんなこと言うの?翔のこと大好きなのに』

「ふーん。エッチで気持ちよくしてくれない彼氏でも大好きなんだ」

『!!え…ぁ…いや…それはね、違うの…』

「違う?何が違うの?全部聞いたんだけど。ちゃんと彼女の事気持ちよくさせてやらなきゃダメだろって言われたよ。」

心臓が煩いくらいに激しく脈をうつ。

私が相談してたこと、全部知ってるんだ…

『ごめん…なさい…』

「彼氏とのそういうこと、他の男に話すなんて普通ありえないよね。彼氏じゃ満足出来ないから代わりに私を気持ち良くしてって誘ってるみたいじゃんね。」

『違うの!ほんとに、そういうつもりじゃなくて…あの…ごめんなさい…』

「今まで嫌われたくなくて優しくしてきたのに、まさかそれが逆に不満にさせてたなんて。でも大丈夫。ちゃんと莉子の気持ちは分かったから、今の僕じゃダメなんだよね」

『待って!!』

この話の流れって…

言葉の続きが怖い。

別れ話なんて切り出されたら、私…

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