年下の彼に捨てられた私を受け止めてくれたのは彼の友達。優しく慰めてくれた彼が急に豹変して…。 (ページ 2)

朋也はいつも友達というスタンスを崩さなかった。

年下の彼と私の良き相談相手。それ以上でもそれ以下でもなかったのに。

急に腕が振りほどかれると、真剣な目で私を見ている朋也がいた。

「理香さん、俺にしなよ。絶対泣かせたりしない。」

そういうとあたたかい両手で私の頬を包むようにして、優しく唇を合わせてきた。

「…朋也、私…。」

「何も言わなくていい。おいで。」

朋也は私をソファに連れて行った。

朋也のことは嫌いじゃない。だけど彼と別れたその日に違う男、それも彼氏の友達と関係を持とうとしている自分がとても嫌だった。

「朋也、ごめん。やっぱり帰る。」

「何で?…俺じゃダメ?」

「そうじゃない…このまま朋也と一緒にいても、何となく自分で自分が嫌いになりそうだから。」

「わけわかんねぇ。帰るとこもないくせに。」

頭にカァッと血が上った。それと同時に朋也の手がスウェットの裾から私の身体をまさぐってきた。

「朋也!やだ!ぐっ…」

朋也は有無を言わさぬように私の唇を奪った。そのままソファに押し倒される。

柔らかくあたたかい朋也の舌が私の舌を絡めとる…頭では嫌だと思いながらも身体がついて行かなかった。

「んっ…んっ…」

吐息が自然と漏れる。

朋也は深いキスをしながら私の身体を優しくまさぐっていた。

朋也に触れられたところがどんどん熱を帯び、下着をつけていない身体が疼いてきていた。

「理香…。」

いつもは“さん付け”で呼んでいた朋也が、名前を呼び捨てにしながら、あらわになった乳首を口に含んだ。

「あっ…朋也っ!」

「理香の感じてる顔、すげぇかわいい。そんな顔するんだ。もっと見たいな。」

朋也は片手で乳房を揉みながら、乳首を舐めたり噛んだりする…もう頭の中は真っ白だった。

「俺が忘れさせてやるよ。」

朋也の手が素早く動き、大きめのスウェットは簡単に脱がされてしまった。

「とっ…朋也!待って!」

「理香、すげぇエロい臭いする。もうここグショグショじゃん。」

朋也は嬉しそうにほほ笑むと、私の秘部に顔を近づけ、固くなった蕾を急に舌で舐めあげた。

「朋也っ!だめ!イヤっ!」

反射的に足を閉じると、朋也は意地悪な笑みを浮かべていた。

「イヤじゃなくて…もっとでしょ?嘘つくなよ。」

優しくてほんわかしたいつもの朋也じゃない…何だかSっぽい朋也にドキドキしてきた。

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