「俺の事襲うつもりだった?」草食男子が大好きな私がお持ち帰りしたのは…

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「俺の事襲うつもりだった?」草食男子が大好きな私がお持ち帰りしたのは… (ページ 1)

「愛…さん…っ」

「うるさい。黙って。」

真っ赤な顔。

その下にある立派な首筋に唇を落とし、白いワイシャツのボタンを外していく。

あまり目立たず、静かで、控えめ…

いわば“草食男子”という存在が私は大好きだ。

普段はただ見ているだけで楽しいのだけれど、お酒が入るとどうもムラムラしちゃって仕方ない。

恥ずかしがって感じる顔は、何度見ても飽きないし、どうしていいのか分からないといった初心者丸出しの姿は、例えるならライオンに食べられる前の小動物のようで可愛い。

そしてそれは、今私の目の前でギュッと目を瞑ってシーツを握り締めているこの子も同じだ。

行きつけの小さな居酒屋で見つけた、橘君。

さわやかな顔が恥ずかしさで歪むのを、私は楽しんでいた。

「エッチは初めて…?」

「っ…あ、あの…。」

最後のボタンを外しながら、耳元で囁くと橘君の体がピクリと跳ねた。

モテない顔ではけして無い。

けれども、いくら良い顔をしていても“草食男子”というだけで未経験な子は結構いたりする。

「ん?どっち?…教えて?」

シャツの中へと手を入れる。

可愛らしい顔からは想像出来ない引き締まった体。

手に伝わるスベスベな肌が心地よい。

私は、胸の突起へと指先を伸ばした。

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