クリスマスの夜、仕事で忙しくて会えない彼にしびれを切らしてやけ酒したけど、仲直りの快感エッチ (ページ1)

「あああ…!もうっ!!!どーして仕事なのよぅ…!私と仕事、どっちが大事なの?!」

ワンルームの小さな部屋に虚しく響く私の叫び。それに答える人は只今絶賛会社でお仕事中で、返事は勿論無い。

本日は12月25日、世間はクリスマス。恋人達が最も盛り上がるイベントの一つ。

私と恋人の武司も、今夜は家でゆっくりとご飯を食べて、ワインでも飲んで、聖なる夜…もとい、性なる夜を過ごすはずだったのに。

テーブルには、昨日からせっせと下ごしらえして丹念に焼き上げた丸焼き鶏がつややかな光りを放っている。

彩り豊かな蒸し野菜に、武司が好きと言ってくれた濃厚に作ったグラタンもおしゃれなお皿に盛って、美味しそうなことこの上ないが、全て冷めきっている。

それもこれも、うちに来る予定時間の30分前に武司から

「ごめん!急な仕事が入った!また後で連絡するよ!」

と電話があったからだ。それから、かれこれ3時間。もうあと2時間もすれば明日になってしまう。

電話から2時間待った時点で、悲しさと虚しさの限界が来て、アルコールにはあまり強くないけど、でもワインを開けて一人で飲み始めた。

私と武司は付き合って4年になる。派遣で働いている私は、派遣先の会社で働いていた武司に惹かれて、私からアタックして付き合うことになったのだ。

あの頃は、若いながらに係長としてビシビシと仕事に打ち込む姿がカッコ良くて好きになったのだけれど…

「…だからって、打ち込み過ぎるとこ見抜けなかったのは誤算かな…。」

付き合い初めて1年は付き合えた嬉しさで舞い上がっていた私。

けれど2年目以降、バレンタインやホワイトデー、クリスマス等の恋人達が盛り上がる各イベント毎に仕事で遅れたり、一緒に過ごせなかったりする武司に、好きとはいえ段々と不満が積もっていった。それでも、

「ほんっ…とうにごめんな!今のプロジェクトが落ち着いたら、埋め合わせは必ずする!」

と心底申し訳なさそうに私の前で拝み手をして頭を下げる武司を見れば、

「しょーがないなぁ…」

としか言えない。そして、約束通り、その1,2ヶ月後になったりはしたけど、デートに連れていってくれたりしたので、寂しさや不満はありつつも別れられないでいた。

しかし、今年は毎年不満そうにしている私に気付いてくれた武司が、珍しく

「今年こそは出来るだけ早目に仕事終らせて必ず帰る。二人で久しぶりにゆっくり過ごそうな。」

なんて言ってくれたものだから、張り切った私はこの日の為に色々と準備をしたのに…。部屋の飾り付けに丁寧な料理、そして…

「これも、無駄になっちゃうかなぁ…」

胸元が開いた薄手のニットの首もとを少し引っ張って、ため息混じりに隙間から身体をちらりと見てみた。

そこには、上に着ている淡いラベンダーカラーのニットの大人しめな雰囲気とは対照的な、深紅のレース生地のなんともセクシーな下着。

この日の為に1ヶ月も前からネット通販で吟味して購入したのだ。

形はスクール水着の様に、トップとアンダーが一繋がりになっているタイプで、上半身は、細い総レース生地のリボンが2本、通っているだけ。少しずらせば簡単に乳首がはみ出そうだ。

そこから繋がるアンダーもやたら細いリボンでサイドやバック部分の至るところが結ばれているが、リボンでボリュームがあるだけで生地の面積はやはり少ない。

どこかのリボンを摘まんで引っ張ったら、あっという間にほどけて秘部が露になってしまう。

そんな下着を着込んで準備までしたのに、

「今年も会えないかもなんて、あんまりだよぉ…。」

半べそで呟く。

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