手首をタオルで縛られアイスを唇に当てられて…付き合いたてレズビアンカップルのはじめて

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手首をタオルで縛られアイスを唇に当てられて…付き合いたてレズビアンカップルのはじめて (ページ 1)

ざあざあとシャワーの音を聞きながら、私は布団の上で高鳴る胸を押さえて深呼吸をしていた。

「お、女同士での仕方は一応調べたけど、緊張する……」

生まれて初めてできた彼女の有紀と、私は今夜セックスをする。

付き合って1年、キス止まりだった私たちの、ステップアップ。

特別な一晩にしたくて、いろんなサイトを見たり、テクニックの本を読んだりしてみた。

けれど緊張の前では何一つ頭に入ってこなかった。

(情けないなあ)

「ケイ、おまたせ」

その少し低めの声にぞくりとする。

有紀だった。

「あ、うん、えっと、冷蔵庫にアイス入ってるよ」

有紀はなにやらじとっとこちらを見つめたかと思うと、小さく、意気地なし、と呟いた。

聞こえてるから、有紀。

「ケイはもう食べたの?」

有紀がアイスを咥えながら布団までやってくる。

「え?まだだけど」

そう返すと、彼女はなにやら良いことでも思いついたように笑って、

「じゃあ、食べさせてあげる」

と、私の耳元まで口を寄せて囁いた。

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