一目惚れしたメンズ服の店員さんと試着室で理性を焼ききっちゃう

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一目惚れしたメンズ服の店員さんと試着室で理性を焼ききっちゃう (ページ 1)

生まれてはじめて、ひとめぼれをした。

ひとめぼれ、っていうのかな。

そんな生やさしい感情じゃなくて、もっとはっきり言えば、

この人が欲しい

そう思ったんだ。

心だけじゃなく、身体も。

全部。全部欲しいって。

優也さんは、あたしがよく行く駅ビルに入っている、メンズの洋服屋さんの店員。

その日はたまたまメンズのファッションフロアを通りかかっただけだったんだけど、カットソーを畳んでいる優也さんに引き寄せられるようにして、店に入ってしまった。

で、とっさに「友達の誕生日プレゼントを探してるんですー」と理由をつけて優也さんに接客してもらった。

その日は悩んで決められなかったふりをして、また相談に乗ってほしいからと言って、名前を聞き出したのだ。

名前を聞き出したうえに、自分の美雪って名前も、ちゃっかりインプットさせてきたあたしなのだった。

で、今日がその出会いから二日目ってわけ。

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