再会した幼馴染はイケメン!大人になった私たちが過ごす、夜の公園での秘密の時間 (ページ 2)

「ちとせ」

唇が触れたまま囁かれて、どきどきして、ふにゃんと力が抜けてしまった。私を支えるように背中に回った手がごそごそと這いまわって、ジャケットの裾から滑り込む。ブラのホックをぱちんと外されて、ようやく我に返った。

「え……キス、だけって、言った……」

「お前そんでいいの? このまま帰れんの?」

言われてすぐに遼太の膝が脚の間に割り入ってきて、からだに籠った熱を思い知る。ぬるりと滑る感覚に思わず腰を揺らしたら、遼太が口もとを緩めて耳元をちろりと舐めた。

「こんなぬれてんのに?」

囁かれて、またかっと体の芯が熱くなる。

「……あんたのせいでしょ、ばか……」

「俺もお前のせいでこうなんだけど」

いきなり手を引かれて、チノパンの上から触れさせられたそれは、しっかりと育って存在を主張していた。

「……ちとせ、いいよな」

「……っ……ぅ……」

拒否する理由はいっぱいあるのに、首を横に振れない。このまま遼太とそうなりたいと思ってしまう自分が、確かにいた。

返事をしない私に焦れたのか、遼太の手がすっと胸元に滑り込まされた。

外されたブラの隙間からしっかりと胸をつかんで持ち上げられて、カットソー越しに先端を含まれた。さっき口の中で感じた遼太の熱い舌が、つんつんくるくる刺激を繰り返す。

「あっ、あ……ッ」

「こら、声」

「だれの、っ、せい……!」

遼太の唾液で湿ったカットソーが夜風に冷えて思わず震えてしまうのに、体の芯にともった火は消えないままだ。かくりと膝の力が抜けた私を、遼太の腕ががしりと支えた。その力強さに思わずときめく。

私たちはもうあの頃の子供ではなくて、男と女なのだと、今更ながらに思い知る。

遊具の冷たい床にくたりとへたり込む私をうまく膝の上に乗せて、遼太はまたキスをした。

「んっ、ふぁ……ぁ、っ」

おしりに回った遼太の手がスカートをたくし上げて、そのままショーツの中に沈んでいく。濡れて張り付いたクロッチを引き剥がした指が、そのままつぷりと中に潜り込んだ。

遼太の指と私のナカ、どっちが熱いのかわからないまま、節の高い指がぐぷぐぷと蜜をかき回す。

「うわ、すげ……」

「ひぅ、あ、ッ――ン、っ」

声をあげた瞬間、唇が塞がれる。入り込んできた舌に舌を添わせれば、絡めとられてそのまま強く吸われた。

息苦しいのに、頭がくらくらするのに、こんなところでいけないって思うのに、もう引き返すことはできない。私の奥をつついて捏ねる指はいつの間にか二本に増えていて、入り口を撫でる親指の爪がいっとう敏感な小さな肉芽に引っかかる。

とろとろ蜜をまとった遼太の指が、ぬるぬると逃げるそれを追いかけては撫で、つぶすように押し、また撫でる。

「んッ、ふぅ……ッ――!」

キスで塞がれたままくぐもった喘ぎ声をあげて、遼太の背中に回した手で彼のシャツをくしゃくしゃに握りしめながらのけぞって耐える。ちゅく、ぷちゅ、とショーツの中でぬるついた水音が響くたびに、頭がおかしくなりそうだ。

「――遼太、っ、遼太……!」

あんたのせいだよ、どうにかしてよ。息継ぎの合間に、縋るように名前を呼ぶ。

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